こんにちわ 福岡(2012.11.12(月)~14(水))

2012年11月19日 上田光代 45036

今回の目的は3つ。

3年前から受講したかった墨画講習への参加、

10年前に東京でお世話になったご婦人

坂元様にお会いすること、

約20年振りにいとこのふーちゃんとの再会です。 

光明禅寺にて

 

2012年11月12日(月)

中部国際空港に出発15分前に到着。さすがに平日、すきすき。何事もなく搭乗。

到着先の福岡空港は博多駅と地下鉄で6分。なんて便利な空港でしょう!

 

2012年11月13日(火)

朝7時。あれ?今日は雨?傘を片手に朝の散歩で「住吉神社」へ。が道に迷い、宿に戻る。

 

午前10時、天神駅で 坂元様に合流。ご自身の作、オレンジの帽子をかぶり、モデルさんのようなご婦人が笑顔で迎えてくださった。再び、お顔を拝見することができうれしい!の一言。

10年前、東京の日赤病院に入院時、めそめそしていた私は、大変、お世話になった。

当時、おン歳70歳。のちに「勝負服は、赤よ!」と連れ合い経由で聞いた。エレガント!

 

午前11時。坂元様のお勧めの「観世音寺」へ。746年天智天皇の創建。

雨に濡れた紅葉の美しいこと。やや情緒には、多い量の雨の中を歩く。

ここは、日本最古の国宝指定の「梵鐘(ぼんしょう)」あり。

高さ5mの「馬頭観世音菩薩」をはじめ、見上げる16体の仏像群は圧巻。

すべて重要文化財。展示室では、自動ナレーションあり。とてもわかりやすい。

 

ランチは、大宰府境内の「松島茶店」。

私、初めて、活きたアワビを焼いて食べました。

目を見張るお昼のランチ、ご馳走様でした。

 

午後2時50分 大宰府天満宮の総合案内所前でいとこのふーちゃんと合流。

約20年ぶり。相変わらず、笑顔がかわいい。

天満宮の無料ガイドの手配をしてくれました。

境内の「麒麟(きりん)と“鷽(うそ)”の象」、この麒麟、キリンビールのロゴのモデルなんですって。

 

ウイキペディアによれば菅原道真は、大宰府権帥として左遷され現地で没。死後、天変地異

多発したことから、朝廷が祟りを恐れ道真を神様に昇格。役割は「学問の神様」に。

ところで、天満宮といえば、道真が京の都を去る時に詠んだ

「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」は有名。

そのが、京の都から一晩にして道真の住む屋敷の庭へ飛んできたという「飛梅伝説」も有名。

午後4時過ぎ、大宰府天満宮の隣の「光明禅寺」へ。

NHK第1ラジオで紅葉が美しいと紹介のあったお寺さん。

山門を入って右側の前庭は十五の石が「光」の字に配された仏光石庭。

この「光」の1画~3画目、左から普賢菩薩・釈迦如来・文殊菩薩と呼ぶ。

本堂奥の「一滴海庭」は、紅葉&苔の美しいこと!!!!お寺でお抹茶一服。

 

午後4時30分過ぎ、大宰府名物「*梅ヶ枝餅(1ヶ105円)」を参道のお店

「まつや」で。ガイドさんのお勧めの店。この店は、手焼き。紅葉の庭で食べることも可。梅ヶ枝餅は、アツアツでパリパリ。ハフハフしながら食べる。

他店に比べると餡子(あんこ)が多い!という情報もあり。

坂元様のアドバイスで連れ合いへのお土産は「梅ヶ枝餅」に。

 

*梅ヶ枝餅・・・・道真公が毎日の食事にも事欠くという悲惨な暮らしぶりを見かねた老婆(後の浄明尼)が、

梅の枝に栗餅を巻き付けて道真公に差し入れたなど諸説あり。今は、除災招福という縁起物に。

餅には、梅は入っていない。つぶ餡を米粉の皮で包み、梅の模様の入った鉄板で挟んで焼く。

 

今日の天気は、小雨がふったり、太陽がでたり、曇ったり、だーと雨が降ったり、雷がなったり、夕方は、地面にポンポンと「あられ」まで総動員。インパクトのある自然も思い出に。

 

2012年11月14日(水)

朝7時、移動。博多バスターミナル(4番乗場NO.68バス)→浜の町公園前下車。

元祖長浜屋ラーメン本店(24時間営業)の「元祖長浜ラーメン(400円)」にご執心。

因みに福岡市中央区長浜では『長浜ラーメン』が乱立。本命が見つかりホッ。

 

午前10:00~12:00 墨画の講習会に参加。

事務局によれば講師の原田訓介先生はおン歳79歳。年齢を考え、福岡以外での講習会開催

予定はなしとのこと。私、福岡まできちゃいました。

お話が上手。私、この歳で、書いたものに朱色で80点だの、100点だの書かかれる感覚を楽しみました。また、テンポよく「はい、はい、書き直し」!って具合あり。

ハガキ大の作品、B4サイズの作品、仕上げは色紙と、内容は楽しい!の一言に尽きる進め方でした。    

愛知県からきたとわかると即興で扇は書いてくれました

 

午後2時、連泊した福岡ユースホステルのペアレントさんお勧めの「筥崎宮(はこざきぐう)」へ。

社殿の桜門(国宝)には、平安時代の醍醐天皇のお筆を謹写拡大した「敵国降伏」の金泥の文字。鎌倉中期、蒙古(もうこ)襲来のおり、俗にいう神風が吹き未曾有の困難に打ち勝ったことから「厄除・勝運の神」として有名。

また、蒙古舟錨石(もうこせんいかりいし)あり。

 

福岡空港15時35分発に乗り、国府駅18:52着。楽しい福岡の旅を終えました。

お忙し中、お時間を割いてくださった坂元様に感謝。

福岡で奮闘している いとこのふーちゃんに感謝。

ありがとうございました。