摩周湖へ行こう(2012.7.27~7.31)

                       2012.8.4 上田光代 237372

結婚25年(本当は27年経過)の記念に、

北海道の摩周湖へ連れて行ってもらいました。

2年越しの思いの摩周湖へ。

行きは一緒、帰りは別々。 

 

2012.7.27(金)

夏休みに入ったこともあり、空港の混雑を予想し1時間も余裕をもって中部国際空港へ到着。「6番ゲート」でのんびり待機。

出発時刻5分前に歳彦氏いわく、頭上の電子掲示板を見て「6番 長崎?」。と。

えっ?しまった。「9」だ。きっと。チケットNoを確認する時間も惜しんで走る。

走る「9番ゲート」に向かって走る。ここで乗り遅れたら、(まるで)笑うしかない!!!!

名古屋から釧路までの直行便がないため、中部国際空港→札幌(新千歳)→釧路空港経由。

今日は、千歳で一泊。ANNEXホテルにて。1泊朝食付き、檜風呂風の大浴場、浴衣、翌日の空港行きシャトルバス付で2人で5,000円。おそるべしインターネット割引予約。

 

2012.7.28(土)

歳彦氏の大学時代のお友達、松橋様が1日

お付き合い下さいました。ありがとうございます。

釧路市内(和商市場、雷さとう)→釧路湿原→阿寒湖→弟子屈方面とスケジュールを考えてくださったのに、現役気象予報士が隣で「明日、明後日は霧の摩周湖。確実」と発言。私、今日の予定をバッサリ変更希望。申し訳ございません。

 

まずは、恋問(こいとい)海岸で太平洋を見ながらお抹茶一服。

和菓子は白糠しそ焼酎の「たんたかかん(鍛高羹)」1ヶ140円。

柔らかなゼリーの中に北海道産の白小豆が入った、爽やかな夏菓子。

→和商市場(観光客相手の勝手丼で有名)

→昼食は、展望レストラン(展望レストランって、とてもGOOD)。→雷さとう(地元住民御用立のお店)

→釧路湿原、細岡展望台(蛇行する釧路川が望める東側横綱)

→釧路川(川の流れの音がしない)を川岸で見学

→摩周湖(第一展望台・第三展望台)へ。走行200キロかしら?松橋様に感謝です。

 

摩周湖。紺碧の湖。コバルトブルーの神秘的な摩周湖。

これが摩周ブルー!!素敵です。

私には、右横に見える摩周岳(カムイヌプリ)も中に浮かぶ中島(カムイシュ)も青く見えるから不思議。松橋様には感謝。感謝です。松橋様が来るときは、まず、摩周湖は晴れるそうで。ここしばらく天気はよくなかったから良かったね!と厚岸(あっけし)からきた通りすがりのカメラ大好きそうなおじ様のコメント。また、厚岸と聞き、私が“かき、かき”と連呼していたら、牡蛎は、桜の咲くころ(北海道では4月~6月ごろ)がおいしい!と。今は“子”を持つために“ちょっと苦いよ”と講釈あり。

 

今日の宿泊は、元板前さんがオーナーの「屈斜路原野ゲストハウス」。2泊する。温泉付き。一泊2,850円。

朝食750円(バリバリの和食。お米も美味)、夕食1,300円(お吸い物、一押し。かおりよし、コクよし、味よし。きっとカツオだしの基本に忠実なのでしょうね)

今日の同室はスイスの19歳の女の子。ゆっくり話してくれる。感謝。4ヶ国語、話すそうで。

 

2012.7.29(日)

朝食前に朝のドライブ。コタン温泉露天風呂(まさに岸辺の露天風呂。屈斜路湖そのまんま)→砂湯(砂場を掘ると暖かい湯が)→美幌峠(霧でまったく何も見えず)

 

朝食後、さくらの滝で“さくらますの滝登り”の撮影(歳彦氏はおニューのソニーのカメラを持参。昨日、摩周湖のキャノンおじ様の推薦スポット)        

→神の子池(摩周湖から湧き出た伏流水)→裏摩周展望台

 神の子池 

昼食はゲストハウスに戻り“エシカロップ980円(蝦夷鹿のハンバーグ)

私、コレ食べてみたかった。

 エシカロップ

2年前、インターネットの動画、鹿の帽子をかぶっていたのはオーナーであること判明。

                                     

昼食後、摩周岳(855m)ハイキング。第1展望台→摩周岳頂上まで片道2.5時間。  

ところが、摩周岳に向かって歩き始めて25分。とても平な小道で、歳彦氏にアクシデント。

明後日から大雪山(2,100m)に行く歳彦氏にとっては、摩周岳(855m)は散歩。

しかし、弘法も筆も誤り。猿も木から落ちる。油断大敵、捻挫のもと。ハイキング打ち切りお宿へ。

 

ヘレン嬢が日本に興味を持ったのは1945年以降の日本の驚異的発展。1945年といえば第2次世界大戦の終戦。世界の若者の視点は?

また、ヘレン嬢が外科の医学生の卵と判明。ipad片手に捻挫状況の説明、歳彦氏にテーピングの応急処置を。素晴らしい!

 

今晩の同室は、北海道を自転車で旅行中の台湾の35歳のチェン・ダイール嬢とヘレン嬢と3人。彼女たち2人は、英語で弾丸トーク。私はチマチマと時々プートンホワ(中国の共通語)で参戦。どうして中国語を知っている?と聞かれ、そんな難しい説明、中国語でできません。私には。

 

2012.7.30(月)

こちらの朝は早い。4時に起床。

一人で4時半~6時半まで朝のお散歩。万歩計10,442.5.5㎞かっ歩。

6時半からゲストハウス内の温泉へ。貸し切り。極楽、極楽。

6:45~ヘレン嬢にきつけ。日本のよい思い出になりますように。

 

今日は、“ノロッコ号“に乗車。釧路湿原内をエンジョイの筈であったが、

歳彦氏の捻挫対応の病院で1日が終わった。待ち時間長し。

摩周駅から市立釧路総合病院へ移動途中、ほんものの丹頂鶴4羽に遭遇。

 

歳彦氏は、私との観光を終えたあと、北海道に残り、大雪山(8/1~8/5)が待っている。私との観光よりも山のほうが1日多いし。さらにお盆休みも、お山が待っている。

たかが捻挫、されど捻挫。診察時、登山が趣味の整形外科の医師と会話が弾んだそうで。

 

夜、YHの女主人いわく、「市立釧路総合病院は”待つのが長いので有名“」と。

そういえば11:30過ぎ、診察室の前で待っていると、9時の予約の人がまだと言っていた。

歳彦氏、市立釧路総合病院の診察券を手に入れた。観光客にとっては超レアものだ。

今日の宿泊は、釧路湿原塘路(とうろ)ユースホステル。

一泊3,360円。朝630円。夕1,050円

翌朝が早いからとユースのご好意で同室に。別室でいいのだけど。

とお互い思ったに違いない。

最近は、主人と距離を置くようにしています。と、翌朝YH50代後半女主人。ふ~む

 

2012.7.31(火)

午前4時に起床。明るい。朝の散歩に行こうと思ったが、小雨かと見まごうほどの霧。

午前5:30~6:30 塘路湖(とうろこ)でカヌーを楽しむ。1時間5,250円。

私、カヌー初めて。しかし、風景は霧でよくわからない。

こちらでは、“朝霧は天気が良くなる”というそうで。

豊川では、“朝曇り昼日照り”というけど一緒かな?時間がたつにつれて快晴。

 

サルボ展望台→和商市場で勝手丼(佐藤商店の呼び込みのおばちゃんが上手。私、いくらの試食で)→太一(たいち)ラーメンで「厚岸(あっけし)かきの漁醤ラーメン」1,400円。普通、牡蛎って火をとおすと縮むはずなのにプリプリ。で、おいしい!また、でかい!

いつもなら お汁は飲まないけど おつゆが、これまたおいしい。

もともとご主人は水産加工会社の研究部門にお勤め。

自分でお店を開店。と新聞1/2の切り抜き記事が店頭に掲示。

昼食は5分も置かず、2か所も掛け持ちしたおかげでお腹、パンパン。

因みに太一(たいち)ラーメンは偶然、発見。

釧路駅を背中に和商市場の右手道路を隔てた「丹頂市場内の一番奥の店舗」。また行きたい。

 

13:40発の釧路発飛行機に乗るため1人で移動。午後7:50御油の自宅に到着。

歳彦氏に感謝。今回もとても思い出深い旅行となりました。ありがとうございました。

 

なお、歳彦氏の登山は、ドクターストップ。後半5日間、一人で普通の観光。ウトロへ。以上