ビバ 大阪 2012.6.29(金)~7.1(日)

2012.7.3 上田光代 17,625

 

全懐紙(新聞紙1/2サイズより小)に興味をもち「かな講習会」に参加。

翌日は、28年ぶりに「内本様にご対面」。超多忙の中、時間を取っていただき感謝。

相変わらず、さとす言葉がおだやか。感謝です。奥様は、お仕事のため、会えず。残念。

 

2012,6.29(金)

御油駅から1時間59分で新大阪駅に到着。宿泊は新大阪駅から徒歩5分の新大阪YH。

とてもきれい。掲示板を見れば、世界ユースホステルの清潔部門で1位とある。

(1泊3,300円、 夕食は1,050円。一回食べたらいいかな。炊きたてのご飯を出してくれました。美味)。自炊コーナーは2畳ぐらいの大きさ。鍋、フライパン、包丁、調味料まであり、私には快適。

イタリアの同年齢ぐらいの女性が同室。今日の午前中まで和歌山県の熊野古道に3日間いたと。しぶい!

 

2012,6.30(土)

午前6時。朝の散歩で淀川の河川敷へ。

昨夕、YHの方が散歩にGOODと教えてくださった。淀川は広かった。

河川敷には、野球のグランドが何面あるのだろう。

 

その後、テクテク新大阪駅まで歩く。偶然、フリーマーケットに遭遇。私、フリーマーケット大好き。

腕章をつけた主催者の話では、毎週土曜日、JR東口で実施。○○教会が主催で全額寄付と。

見れば商品は、段ボールの中に新聞にくるんだまま。お客様が自分で開封という出展者もいる。

着物もある。若い女性が手慣れた手つきで右手でタトウシの紐をほどき、左手で着物素材をチェック。

流れるようなしぐさで必要、不要の着物の仕訳。出展者が「洋服1枚、100円。着物は物による」と言った矢先に常連のオネイサンへの売りなのか、着物の枚数を数えることもなく「はい2千円」と。

あれあれ、その中には大島紬も小紋を含めた5~6枚のほぼ新品の着物と帯揚げが2枚以上あるよ。

 

今日は10時から午後3時まで天満(てんま)研修センターで習字の「かなの講習会」を受講。

全懐紙に興味あり。ところが全懐紙の7月号の課題が難しいからと半紙サイズがメインに。

竹内先生。お願いだから全懐紙を指導して!と心の中で叫ぶ私!

このために愛知県から大阪にきたのです。悲しいかな。小心者の私は口に出して言えず。

何せ、15年ぶりの「かな」なので、書けるかしら状態。弱気、弱気です。

が、講義内容は新鮮でした。“かな”は和歌を題材に書く。

和歌、そのものの歌にも興味を持って書くことが大事と。

 

 “吉田兼好”の和歌や“頂きます”の和歌、おもしろく拝聴しました。

 (吉田兼好)  世も涼し        よもすずし

寝覚めの刈穂      ねざめのかりほ

手枕も         たまくらも

真袖も秋に       まそでもあきに

隔てなき風       へだてなきかぜ

    (お友達)   夜も憂し       よもうし

寝たく我が夫子     ねたくわがせこ

はては来す       はてはこす

等閑にだに       なおざりにだに

しばし訪ひませ     しばしとひませ

 

先頭、語尾のみの文字を読むと別の言葉が現れる。なんて“遊びごころ”があるのでしょう。 

吉田兼好が「お米頂戴、銭も少し」。それに対して友達が「米はなし、銭は少し」と返歌あり。

韓国TVドラマの「善徳(そんとく)女王」に出てきた魔方陣みたいに文字遊びがおもしろい!

 

<「頂きます」の和歌>「たなつもの(穀物の) ももの(百代)きぐさも(木草) あまてらす(天照)

            ひの(日の)おおかみの めぐみてこそ」

<「ご馳走様」の和歌>「あさよいに(朝、宵に) ものくうふごとに(物食う) とようけの(豊受)

            神の恵みを 思いへよの人

 

夕方4時に「551の豚まん(160円)」にぱくつく。熱っ!

夕食は、自炊。30歳代のドイツ人のお兄さんと同席に。野菜サラダをおすそわけし、お近づきに。

3ヶ国語(ドイツ語、英語、ロシア語)を話す。日本に来る前に3週間、中国旅行してきたと。

パソコンで兵馬俑(へいばよう)を見せてくれました。このYHの利用者の48%。は外国人。

 

2012,7.1(日)

午前6時。本日は雨のため、散歩はやめて朝風呂へ。

午前10時、大阪城到着。ボランティアさんが1時間、ガイドしてくれました。

説明を聞かなければ 通り過ぎてしまったであろう「山里丸(秀吉の大好きな場所で。当時は3室も茶室を設置。今は木立に。ひっそりと秀頼、淀殿の自刀の石碑あり)」の説明や天守閣の土台の石垣は徳川さん。昭和6年に再築された天守閣は豊臣家の博物館という説明など私には、わかりやすかった。

 

11時には、28年ぶりに「内本様にご対面」。目じりのしわが増えたね!のご挨拶。はい。私とて人間。半世紀生きているのです。起業家、後ろは振り向かない内本さん。昼食は心斎橋へ移動。私の希望をかなえてくださり、おうどん屋さんへ。「にし家」のおあげさんのおいしいこと。美味。私、また来たい。

 

「不倫旅行に見えるかしら?」

「いや、俺が弟に見えるのとちゃうか?」。とおっしゃる。そうかな?確かに内本さんは若く見えるけど。

 

その後、ホテル日航でお茶を。

「少し歳がいったカップルのお見合いに見えるかしら?」

「いや、俺が弟に見えるのとちゃうか?」。とおっしゃる。そうかな?確かに54歳にはみえないけど。

 

超多忙の中、今日一日、お時間を取っていただき、内本様、ありがとうございました。感謝。感謝です。

そしてご馳走様でした。また、出会えた皆さまに感謝です。

 

帰りは、歳彦氏に「551の豚まん」をお土産に購入。金山駅で合流。夕方、午後7時に帰宅。以上