奈良・京都編(2011.9.17~18)

              2011.10.8 上田光代

年が明けると娘、美雪は二十歳。


私のたっての願いを その娘が快諾。

奈良の祖父母と振袖を着て記念写真を撮ってほしい!

娘は、なんと、まだまだ残暑しっかりの9月の中旬、

大学2年の夏休みの終わり、振袖をきてくれました。

感謝。感謝。

 

翌日は、一万円札のモデルの鳳凰と10円玉の絵の平等院へ

歳彦氏に連れていってもらいました。ありがとうございました。

 

2011.9.17(土)

前日、奈良の祖父母の家に、飛行機で熊本から娘、新幹線で東京から息子が到着。

いとこ組4名で楽しく一夜を過ごす。

25歳(息子)、19歳(娘)、17歳(男)、15歳(女)と みな、大きい孫たちではあるけれど、

祖母も大変。感謝です。

 

9.17、私たちも移動。朝6:30愛知県出発。

娘の振袖姿を早く見たい!一心で歳彦氏、途中の休憩もそこそこに9:30には奈良に到着。はやっ。

 

1週間前は、台風12号で大荒れの天気の週末。

今日は、きもの着用には、まずまずのお天気。曇天。しっかし、蒸し暑い。

 

こんな中、娘はニコニコと振袖を着てくれました。

感謝です。結婚式の控室というのはこんな気分かな?

などと訳の分らぬことを考えながら娘の姿をバシャバシャ撮りまくる、ただのバカ親 発揮の私。

みれば歳彦氏は、ただ、ただ娘に見とれシャッターすら切れず。

 

父親にとり「娘は永遠の恋人」と聞いたことがあるけれど、まさに。

放心状態?腰砕け?とろけちゃったって感じ。

 

無事、写真館で撮影完了。奈良の自宅で記念写真をパチリ。

 

2011.9.18(日)

昨日の17日(土)夕方、京都に移動。

今朝の散歩は*日本三沢の一つ「広沢池」へ。宿からトコトコ30分ほど歩く。

松尾芭蕉が「名月や池をめぐりて夜もすがら」と詠んだ石碑あり。

平安時代には観月の絶好地として王朝の歌人が千代の古道を通って、この池を訪れ歌を

詠んだと立て札に書いてありました。周囲1.3㎞。

*日本三沢・・・奈良県の「猿沢の池」、大分県の「初沢池」の三つ。

 

京都市京田辺市で10時~3時まで「習字の臨書の講習会に参加」。楽しいひと時を過ごす。

古賀先生のバッサリの助言に、素直にうっとウナル私。ありがたいご指導です。

 

夕方4時過ぎ、「平等院」へ連れていってもらいました。

「10円玉の絵」に描かれている建物が平等院であったとは。

へぇ~。知らなかった。

また、平等院の屋根の「鳳凰」は、一万円札に描かれていると知り、へぇ~の連続。

なにより一万円札に「鳳凰」が印刷されていることすら今日まで気づかなかった私。

 


「鳳凰」は、カラスのフン害があるため

現況の「平等院の屋根の鳳凰は、レプリカ」なんですって。

右の鳳凰に注目。黒い塊。

今日もカラスの休憩所になっていました。  →

       

 

そうそう、職員の人が教えてくれました。2体のうち、

左側の鳳凰がモデルに採用。右側の鳳凰は、補修の仕方が雑なため不採用。

本物は、資料館でガラスケースの中に。まじかで見られます。国宝。

確かに、見ると、あろうことか羽根がボルトもどきで大胆に止めてある。飛行機の翼みたいに。

もう少しやりようがあるだろうに!と私でさえ思う。

 

 

今回のお宿は、宇多野ユースホステル。外人さんの宿泊客が多いと書いてあったのですが、同室におらず。残念。外観は日本料理店。むちゃくちゃきれい!一泊:3,300円

 

歳彦氏に感謝。楽しい旅行をありがとうございました。

奈良・京都旅行:26,123円