訃報の速報に目を疑いました。
また、再会できる
はずだと思ってました…。

八代先輩とは
作曲家 鈴木淳先生の
先輩弟子、妹弟子で
レコード会社も同じ時期があり、家も近所で初詣では近所の神社で
バッタリ遭遇した時もあり
「コロナ禍で大変だけど
暮らしは大丈夫?困ったら言ってくるのよ」と……
声をかけてくださり

入院中には
バッタリ遭遇した神社での
お守りを届けると
電話越しでのお声は
いつもの八代先輩で
それでも入院生活は
お辛いだろうと思って
私が「いますぐ抱きしめに行きたい…」と伝えたら
「寿美が泣きそうな声でどうするの?また会えるから!まだまだ歌いたいから頑張るね。」と
ステージの時のいつもの
気丈な八代亜紀先輩
そのものでした。

あの電話が最期になるなんて…



いつも笑顔で周囲の人への愛情に溢れていた
八代亜紀先輩。

地方での公開録音の
シンプルなステージのときでさえ
八代先輩が登場すると
何倍もの特別な照明が当たっているかのような
圧倒的な華やかさ…

スターが身に纏う空気の違い、存在感から
私達後輩はどれほど夢を抱かせていただいたか…

歌と人をこよなく愛し
私達に勇気と癒しを
与えてくださった
その意思を
今日から
私の身体に 刻みます。

そして
歌を愛する皆さんと共に


ご冥福をお祈り申し上げます。