「いもいも」教室ではさまざまな種類の数学パズルによく取り組む

 

 

5月10日に新刊『いま、ここで輝く。〜超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』が全国の書店に並びます。そこで、GWに入る4月27日から5月10日の配本日まで、14日間連続で毎日、本のなかでも特に印象的なページを、チラ見せ的に少しずつこちらのブログで公開します。第7回目の本日は、「イモニイがスイスのボーディングスクールの入試問題を的中してしまった」という、生徒の保護者から聞いた話!

 

 

「スイスって頭になかったんですが、調べてみたら、ちょうどスイスの複数のボーディングスクールが日本で合同説明会をやるというのを発見して、それを覗てみることにしました」

 帆乃花さん、中学2年生の秋のことである。

「『レザン・アメリカン・スクール』という学校のブースで、帆乃花がその学校の校長夫婦と意気投合してしまったんです。そこで校長がおもむろに『この問題を解いてごらん』と言って、紙の裏にパズルのような問題を描いてくれました。それがすぐに解けたんです。実は井本先生が授業で教えてくれた問題とそっくりそのままだったんです。すごくないですか? それで、その場で、『入学金は要らないから、ぜひうちに来てください』と言われたんです」

 イモニイが、スイスのボーディングスクールの入試問題を的中したのである。イモニイが「いもいも」で取り扱っている、学校の成績を上げるためではない問題が、グローバルな学力として認められているということでもある。

「早速井本先生にメールしました。そうしたら翌日に電話をくださって、『そんなチャンスはなかなかないから、行ったほうがいいよ。帆乃花だったらどこに行っても大丈夫だから』と背中を押してくれました」

 

 

2019年5月10日発売!

『いま、ここで輝く。〜超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室』

(おおたとしまさ著、エッセンシャル出版社刊)

全国の教員が、 カリスマ塾講師が、 「一目見たい!」と見学に訪れる授業では一体何が行なわれているのか? 独創的な授業で子供たちのやる気を引き出す名物先生の、笑いと涙のルポルタージュ!