午前中にもろもろの野暮用を済ませて家に帰ろうかと電話をすると、電話に出た息子から
「これからプラネタリウムに行くからパパは好きなことしてていいよ」といわれる。

「あっ、そう」
どこに行く予定もないけれど、通りがかりのお店の中を覗いてみたり、
いつもとは違ったペースで街を歩く。
仕事でもなく、家族と一緒でもなく、ひさびさに自分ペース。

帰宅した息子が「今日は西の空に木星が見えるらしい」という。
クリスマスにゲットしたばかりの天体望遠鏡を持ち出すが、うまく木星を望遠鏡の視野に納められない。
そうこうしているうちに木星は隣のおうちの屋根の影に隠れてしまった…。
天体望遠鏡の使い方をマスターするにはまだ時間がかかりそうだ。


息子は「将来、星の科学者になる!」と言い始めた。
素敵な夢だ。