わが家の家族がひとり増えた。
息子は大喜び。娘はびみょーな顔をしている。

ママが高齢出産したわけではない。
パパのおやじ(じいちゃん)と同居することになったのだ。
じいちゃんは要介護3。
常に誰かが世話をしてあげないといけないからだ。

かくして、小1、年少さんの2人の子育てに加え、介護まで背負い込むことになったわが家が、どうなっていくのかを、記録に残そうと思った。
胸一杯の不安を抱えながら。

今日はケアマネージャさん、ヘルパーさん、デイケアサービスの方、介護用具販売の人、いろんな人が家に来て、これからの生活について、あれこれ意見交換をした。
みなさんに支えられて、僕らの新しい生活が始まる。




最初なので、ことの経緯を簡単に説明することにしようかな。
2001年8月、父がクモ膜下出血で倒れた。54歳だった。
家族みんなが父の死を覚悟した。
父は生還した。手足も動くし、言葉も話せる。
しかし、前頭葉にダメージを負い、記憶の出し入れができず、論理的思考能力も、時間の感覚もない。
目を離せば、何を食べてしまうか分からないし、どこに行ってしまうかわからない。

2007年4月、父の介護をしていた母が膵臓ガンで逝った。59歳だった。
父のことで手一杯で、自分のからだの異変にはまったく気づいていなかった。
ガンが発見されてからたった40日で逝った。
なにもできなかった。

それから、2年間。父には介護施設に入所してもらっていた。
息子が小学校に上がり、娘も幼稚園生になり、子育てとしては、1ステージをクリアした今年。
父をわが家で引き取ることにした。
言い出しっぺはママだ。
ママはさっそく、じいちゃんのオムツを替えたり、汚物の付いた肌着を洗濯したり、文句も言わず、せっせと世話をしてくれる。
なんて、ヤツだ。。。
ありがとう。


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