尹式八卦掌指導 2024.7.10 | 尹式八卦掌伝承~日々是練拳~

尹式八卦掌伝承~日々是練拳~

尹式八卦掌の紹介、練功記。

【指導内容】基本姿勢・走圏・散手・擒拿・兵器・用法など

 

「基本姿勢・走圏」を中心に『尹式八卦掌』全般を指導。

 まずは「基本姿勢・走圏」を修正、指導。

 

止まっている時は「安定の中に柔らかさがあり」良くなって来ていますが、歩を出す際「体を固め足で足を出してしまう」ため、せっかく養って来た「身法」が台無しです。

 

練功を続ける中で彼がそこを自覚したので「兵器」の指導に入りました。

「兵器」の基礎基本がない人が「兵器」の套路を学んだところで「ただ「兵器」を用いた形を学んだにしか過ぎません。」

そのようなことにならないよう適宜、「用法」も指導しながら中身のあるものにして行きました。

 

最後に「擒拿」

実戦派の彼が様々な相手と手を合わせた際、「擒拿」の必要性を痛感したそうです。

彼が手を合わせた時の様子を再現してもらい、それに対し『尹式八卦掌』独自の「擒拿」で応えることで体で理解を促しました。

また時には「散手」も交えながら「『尹式八卦掌』の実戦とはどのようなものであるか?」を指導し、今回の指導を終えました。

 

「『尹式八卦掌』の「歩の力・身法」とはどのようなものか?」

「擒拿・散手」から多くのものを感じ取ったのではないでしょうか。

「やるべきこと」「やってはいけないこと」を明確に理解し、着実な練功を積み重ねて下さい。

 

擒拿を指導する王尚智師父