豊島区議会 令和５年第１回定例会 予算特別委員会も
佳境に入ってまいりました。
これまでの質疑をまとめさせていただきましたので
ご報告させていただきます。
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マンション管理 アプリ
池田：豊島区では他区に先駆けてマンション管理推進条例を平成25年からスタートした。豊島区内の分譲マンションの総数はどのぐらいあるのか
豊島区担当課長：１005棟あります。
池田：届出の義務付けから約10年となったが届出のないマンションは区内にはまだあるか。またどのぐらいあるのか
豊島区担当課長：令和3年度末 250件ほど 割合では22％ほどある。
池田：届出がされないマンションがあることについて、どの様な理由が考えられるか
豊島区担当課長：管理組合がないなどが考えられる
池田：区としてマンション管理セミナーなども行なっているが、マンション管理についてどのような相談があるのか
豊島区担当課長：役員の高齢化、なり手不足などが挙げられる
池田：管理に問題のあるマンションは自主管理となっているところが多いと思うがどうか
豊島区担当課長：管理に問題のあるマンションについてはマンション管理士との相談体制や第3者管理などもあり、区としてサポートとしている
池田：自主管理マンションは、管理費も修繕積立金も安いが、果たしてちゃんと管理できるのか不安な部分もある。
こうした自主管理マンションに対して管理のサポートを行うアプリを用いることで問題の解消を図ることができると思います。
三菱地所グループのイベリオスでは クラセル というアプリを用いて自主管理マンションの事務をサポートできるようにしています。
クラセルアプリでは 支払・管理費徴収・決算書作成・区分所有者管理・共用部契約管理など、マンション管理の会計業務に必要な機能がワンパッケージになっております。
役員のなり手不足などの問題をこうしたアプリの情報提供などを行うことで解消できるのではないかと思います。こうしたアプリの活用についてはどのようにお考えか？
豊島区担当課長：内容について確認していきたい。
＜まとめ＞
池田：特に管理組合が構成されていない古いマンションでは、地権者であった方などが代表者となり色々な手配などを行なっておりますが、築年数が古くなるのと合わせて高齢化となり、役員さんの後継者不足という問題も発生している。
特に昭和58年の区分所有法の改正前の建物は管理組合の明確な規定がないまま現在も管理組合のないマンションがあると思われる。
マンション管理会社の方の話を聞くと、人件費の上昇などで管理費の増額を要望して管理組合総会にかけると否決されるという例も出てきていると聞きます。
特に築年数が経過したマンションは手間もかかり、修繕費も必要になってくる。こうした時に管理費の増額ができないとなれば管理会社側から断るという事も今後考えられることでもあります。自主管理となるマンションが増えていくことにより、維持管理が大きな課題となると考えられます。こうしたアプリの情報提供などを行うことにより安心安全な住まいの確保につながるものと思います。
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内容については私のメモを中心に書いているので、詳細は
異なる場合があります。ご了承ください。
分譲マンションも築年数を経ることで管理組合の役員さんの
高齢化など全国的な課題となっております。
安心安全な街づくりのためにも様々な提言を行ってまいりたい
と思います。