先日、予算特別委員会の合間に豊島区盲人福祉協会の方々と

 

東武鉄道さんにておこわなれた視覚障害者の方向けの

 

体験会のお話などを伺わせていただきました。

 

当日は予算特別委員会が開会されるため、私は同行することが

 

出来ませんでしたが、帰りの電車に合わせてお迎えをさせて

 

いただきました。

豊島区盲人福祉協会の武井会長と写真を撮らせていただき

 

ました。当日の貸切電車は「えっちゃん号」ということで

 

ヘッドマークを持たせていただきました。

 

当日の模様はNHKでも放送されました。

 

こちらでご確認ください。

 

一応文字でも記載しておきます。

 

2/28 NHK首都圏 NEWSWEB

 

********************************************

視覚障害のある人が駅や踏切などで列車にはねられる事故が後を絶たないなか、28日臨時列車を走らせて、当事者や鉄道事業者が実際の車両や駅で危険性を学ぶ訓練が行われました。

訓練は、東武鉄道が視覚障害者の団体と協力して実施したもので、東京・浅草から宇都宮市まで臨時列車に乗車して、当事者のほか、鉄道会社や国土交通省の担当者らが参加しました。
臨時列車は途中で埼玉県春日部市の東武鉄道の車両基地に停車し、参加者たちは列車から避難する想定で非常用のはしごを使って線路に降りる体験や、踏切を渡る途中で遮断機が降りてしまった場合に自分で外に出る方法を学ぶ体験をしていました。
担当者から、多くの遮断機は内側から押せば外に開くことが説明され、参加した70代の女性は「訓練とはいえ踏切の外に出られた時は『生き延びた』と感じました。遮断機を押せる場合は自分が線路の内側にいるのだと知り、勉強になりました」と話していました。
その後、東武宇都宮駅まで移動すると、地元の盲学校の生徒たちおよそ40人も加わって、ホームから転落した際の危険性を知るため、実際に線路に降りてホームの高さが1メートル10センチほどあることを手で触れて確認していました。
参加した女子生徒は「高さがあり落ちると怖いし登るのも大変そうだとわかったので、声をかけて助けを求めたいと思いました」と話していました。
訓練に協力した豊島区盲人福祉協会の会長で、夫をホームの転落事故で亡くした武井悦子さんは「事故を防ぐには視覚障害者と鉄道会社の双方の理解や協力が必要ですがこうした機会は少ないのでいい体験ができたと思います」と話していました。
また、東武鉄道の担当者は「今回、初めて駅や車両を使った訓練を行い、新たな気づきがありました。どうサポートすれば安心して乗車してもらえるか考える教育を今後も展開していきたい」と話しています。

視覚障害のある人が駅のホームから転落して列車にはねられる事故はあとを絶たず、国土交通省によりますと去年3月までの10年間で17人が亡くなっています。
おととし1月に東京・板橋区の東武東上線の下赤塚駅で60代の男性が、2020年11月には東京・江東区の東京メトロの東陽町駅で60代の男性がホームに転落し列車にはねられて死亡しています。
国土交通省は、ホームドアの設置を進めるため、運賃に整備費用を上乗せして利用者に負担してもらう制度を導入し、来月中旬から首都圏の鉄道各社で値上げが始まりますが、設置の見込みがない地方の駅でどのように安全を守るかが課題となっています。
また、視覚障害のある人が踏切内に取り残されて事故に遭うケースも相次いでいて、去年4月に奈良県で50歳の女性が、おととし8月には静岡県で26歳の男性が踏切内で列車にはねられて死亡しています。
国土交通省は去年6月、踏切内で自分のいる場所がわからなくならないよう、誘導用のブロックの設置を促すガイドラインを作成し、全国の鉄道会社や自治体に通知しましたが、統一的な基準がないなかで設置が進んでおらず、対策をどう進めていくか議論が必要な状況になっています。

 

********************************************

引用おわり

 

当日は次から次へと忙しく動かれたそうです。

 

私は宇都宮まで行ってきたと聞いたので、

 

「美味しいものでも食べてきたんですか」.

 

なんて聞いたら「いやいやお弁当でしたよ、外にも出ていません」

 

ということでした。色々な場所で体験会が行われたとのことで

 

皆さま、お疲れのご様子でした。

 

私もよく感じますが、視覚障害のある方が

 

どのようなことが不便なのかということを教えていただくことで

 

対処できることがあると思います。

 

今回は東武鉄道さんの主催により本事業が行われました。

 

東武鉄道さんの報告はこちらにて

 

視覚障害者の方々が「どういう時」に不便であるということを

 

理解することで、駅での案内改善などにもつながると感じます。

 

こうした学びによって、視覚障害のある方にとっても

 

住みやすい街につながるように出来ればと思います。