昨日より 令和3年 豊島区議会 第4回 定例会

 

が始まりました。

 

昨日の本会議では、区長の招集挨拶の後に各議案について

 

委員会への付託を行いました。

 

これから様々な議案について各委員会で審査

 

を行ってまいります。

 

さて、本会議に先立ち、議員協議会が行われ

 

様々な報告が行われました。

 

その中で今回は西巣鴨地域の施設整備と

 

学校施設等長寿命化計画(案)

 

についてご報告させていただきます。

 

特に、今回、私は嬉しかったのは、豊島区東側地域の小学校の

 

学校改築に光が差したということです。

 

どういうことかと申し上げると、豊島区には小中学校合わせて

 

33校があります。その内、 令和3年度までに小学校4校

 

中学校5校の改築を終えています。そして現在池袋第一小学校

 

が建設中であり、その後、千川中学校が計画に入っております。

 

また、今回の計画案で要小学校の改築(建て替え)となることが

 

決まりました。しかしながら、豊島区の東側地域では

 

巣鴨北中学校が改築(建て替え)になっただけで小学校は

 

全て昭和30年代から40年代の建物です。

 

この状態を何とかしたいと思い、本年3月の予算特別委員会にて

 

この内容を取り上げさせていただきました。

 

以下、その時の質問の内容を記載いたします。

 

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●池田:今度は学校改築について少し伺いたいと思います。何となく私の感覚では、東側の学校改築が進んでおらず、中央部や西側の学校がどんどん新しくなっていると。この学校改築、エリア別で考えて、豊島区の巣鴨あたりの学校改築についての状況についてお聞かせいただけますか。

 

○学校施設課長:学校改築でございますけれども、委員御指摘のとおり、東側の学校改築につきましては、築年数の古い小学校がまだ複数ございまして、築年数が50年を超えているような学校も多数ございますので、なかなか進んでいない状況であることは認識してございます。

 

●池田:分かりました。(中略)私が住んでいる周りだけ見ると、学校って、あんまり(古い)感じないんですね。清和から西巣鴨に行っても同じぐらいの学校。だけどもそれが、例えばPTAの役員さんなんかやると、西側の新しい池袋本町小学校なんか行くと「こんなきれいなの!」とびっくりして帰ってくるんですよ。そうすると「何でこの辺りは全部古いんだ!」と言われるわけです、私。そうすると「いや、種地(仮校舎地)がないんですよ」と話をするんですよ。「西側のほうだと、旧文成とか旧真和中とか旧平和小とか、こういったところ、種地があると。東側はないんですよ」と言うと「いや、何言っているんだ、朝日中があるじゃないか、旧朝日中。あれはどうなっているんだ」と、こう言われてくるんですね。 旧朝日中に関しては、今現在、特養ホームと、あと学校改築の両方併記というような感じになっていると思います。確かに特養ホーム、私も大事だと思います。これをなしでいいとは思ってないです。ただ、今の古いままの学校で子どもたちをずっと通わせるのは何とも忍びない。やはりそのエリアできれいな学校に通っている子と、うちの地域、東側のほうはみんな昭和30~40年代と、何とか修理しながら使っているというと、どうも何と腑に落ちないところがある。そういったところを踏まえて、しっかりと今後は、この朝中の跡地については、特養ホーム1本ということでなくて、しっかり総合的に周辺の施設を勘案しながらこの計画について取り組んでいただきたいということを申し述べさせていただきたいと思います。最後に、この巣鴨、西巣鴨地区の施設整備、今の朝中も含めて、御所見をお伺いして終わりにしたいと思います。

 

○副区長:旧朝日中学校、確かにその周辺の学校施設が非常に、今、学校改築計画といいますか、長寿命化計画を検討しておりますけども、東側の校舎の改築が本当に大きな案件だというふうに理解しております。旧朝日中のところ、今プランの中でも特養ホームということだけではなくて、学校の施設の改築についても検討するという記載にさせていただいております。特養ホームのほう、数年前でありますけども、朝日中学校と、それから西巣鴨体育場という選択肢がある中で、どちらかといえば朝日中で検討を進めるべきということで検討を今続けているところでございますけれども、そこに周辺のことを十分に考えれば、慎重に判断する必要があると思っておりますので、御指摘を踏まえまして、周辺の限られた公共施設の最適な将来を見通した再構築を考えた上で、最終的に、学校改築も含めた、旧朝日中の学校の活用について検討を進めてまいりたいと考えております。

 

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※質問した内容を分かりやすくするために一部変更を加えてあります。

 

こうした質問を行っておりました。そして、ようやく昨日の

 

議員協議会において、旧朝日中学校を仮校舎地として

 

活用していくという方針が打ち出されました。

 

 

見やすいように、途中で切ってしまいましたが、東側の学校改築

 

が遅れていることが分かると思います。

 

旧朝日中学校から半径1キロの範囲には朝日小学校

 

西巣鴨小学校、清和小学校、仰高小学校、そして西巣鴨幼稚園

 

があります。

 

上記に記載の通り、どの学校を改築するのかは今後の検討

 

となってまいりますが、今回、旧朝日中学校を仮校舎地とする

 

ことにより数校が改築の可能性が出てきたわけであります。

 

私が通っていた清和小学校も改修されながら私の子供たちも

 

通っておりました。しかしながら、次の代には新しい学校に

 

きっと変わっていると思います。思い出のある校舎という面も

 

ありますが、昭和・平成、そして令和となり、機能性も落ちてくる

 

と思います。そうした中で改築(建て替え)になることで

 

思い出としてだけでなく、新たな学び舎として地域に根付いて

 

いくものと思います。

 

しかしながら、令和8年度までに計画の策定が行われて

 

まいりますので、その先になります。今通われている学校が

 

すぐに改築(建て替え)になるわけではありませんので

 

ご安心ください。今後は、スピード感をもって事業を

 

進めてほしいと願っております。