今日は、豊島区議会 環境清掃対策調査特別委員会
が開かれました。
(写真は以前の委員会での様子です。)
報告事項は2件。
1件目は、 令和2年度 豊島区ごみ収集量・資源回収量について
でした。
ゴミの収集量は前年度比1.3ポイントプラス(前年度比101.3%)
の56,725トンでした。
また、 区民一人1日あたりの ごみ排出量は前年度比2.5ポイント
プラス(前年度比102.5%)の541グラムでした。
この件については粗大ごみ申し込み件数は増加している。
しかしながら、量は多くなく、区民が少しずつではあるが出している
という認識でした。確かに粗大ごみの予約は随分と先になることが
ありましたので、多くの方がステイホームで家の片づけをして
粗大ごみを申込され、量は増えませんでしたが、申し込みが
多かったのだと理解できました。
次に資源回収については全体的には前年度比4.4ポイント増
(前年度比104.4%)の 15,516トンでした。
その中でも集団回収が267トン、前年度比9.3ポイントも
減少しました。(前年度比90.7%)
この要因について確認したところ
6年間で1000万部新聞が減っている。それによる回収量の減少
が要因であるとの答弁でした。確かに新聞の購読者が減っており
スマートホンなどでのニュース記事の閲覧が増えていると
思います。しかしながら、町会にとっては集団回収による
古紙の販売手数料は大事な収入源であります。
この集団回収について町会からは何か話はあるか確認すると
担い手不足が顕著であるとのことで、昨年は各町会での
集団回収での取り組み事例を集め、良いものを各町会に
フィードバックさせていただいたとのことでした。
2件目は
プラスチック分別収集導入検討調査の実施について
でした。
内容としては、ごみの減量や資源の有効活用をさらに促進
していくため、プラスチック の分別収集導入を検討する。
検討にあたり、区内の120世帯にモニターを依頼 して
調査を行うというもののほうこくでした。
私からは、現状回収しているプラスチック資源ごみの
リサイクル状況について確認しました。
現在の回収しているプラスチックの量は100トンで
積み荷のパレットや公園の柵の擬木などに再利用され
100%の再利用率であるとのことでした。
それを受けて「プラスチック資源回収、再利用については
目標としては、必要なものである。しかしながら、区民の皆様に
とっては、今まではお弁当の空き箱など大方の物は燃やすごみ
となっており、便利だとおっしゃっている方もいる。
そうした中で、プラスチックごみの再利用は世界的に
取り組んでいく課題である。これを区民の皆様に理解して
もらうためには、きちんと再利用されていくことを伝えていく
必要がある。今までと違い手間が増えるがそれを行うことに
よって、地球環境を守ることにつながるという訴えかけを
行っていかなければ、理解を得にくいのではないか」というような
発言をさせていただきました。