さてさて、次の質疑についてご報告いたします。

 

私が何度も提言しているAED設置についてです。

 

質疑の様子はインターネット配信されておりますのでご覧

 

いただければと思います。

 

豊島区議会 インターネット映像配信

 

今回は、私にて配信動画を文字起こししましたので

 

文字でご覧いただいた方がよい方は、以下にてご報告

 

させていただきます。尚、文字起こしの際に日本語が

 

おかしかったり、「あー」「えー」などは見づらいので削除

 

してあります。宜しくお願い致します。

 

 

池田:子どもスキップ運営事業の新規事業として,子供スキップAED設置事業があります。事業の目的をお聞かせいただけますか。

 

区担当課長:こちらは子どもスキップを利用する児童が心肺停止で救命処置を必要とするような場合にAEDを使用して一人でも多くの尊い命を救い、子供の安全確保を図るということを目的に設置するものでございます。

 

池田:分かりました。その中で4施設に設置ということでありますけれども、これはどの施設に設置するというお考えですか。

 

区担当課長:現在、子どもスキップ★★(個人特定に配慮し★マークにしました。)には心臓に疾患のあるお子さんがご利用しているということで令和元年度に設置しました。それから、学校の方にはAEDが設置しておりますけれども、子供スキップの中には学校の敷地外で活動しているところもございます。具体的に言いますと、子どもスキップ清和・西巣鴨・南池袋・池袋第3、こういった施設で優先的に設置していきたいと考えております。

 

池田:今回のAED設置事業で、更に安心安全な街につながってくのかなという思いがしております。その上で、私よりいつも申し上げておりますが、AEDが置いてあるだけで命は助からないということです。やはりAEDを使えて初めて助かるそういう視点が、やはり私は大事だと思っております。この点についてはいかがですか。

 

区担当課長:おっしゃる通りだと思います。子供スキップに従事する職員に、原則として東京消防庁で実施しております「普通救命講習」を受講させております。その中でAEDの使用方法も学ぶということでございます。また3年に一度再受講をするという風にもなっております。引き続き、受講を徹底していくということと、今回は4施設に導入するわけですけれども、改めまして設置の際は、使い方の講習を受ける、納入業者に説明させるなどの徹底した使い方の講習をしたいというふうに思っております。

 

池田:本当にありがたいことですね。AEDが置いてある施設というのは、本当に多くにあります。ただ、使える方がいなければ、置いてあるだけでは、本当に命は助からない。そうした中で、今回スキップにおいては普通救命を取っていただく。さらに設置した場合には、講習受けていただくということで非常に安心できる体制になるのだということを実感させていただきました。今回は、学校から離れたところにあるスキップが対象ということですね。この予算が通りましたら是非とも早くつけていただきたいと思います。誰がどこで倒れるか分からない。そんな時に「近くになくて助けられなかった」っていうことがあってはならないと思うので、是非とも、しっかりと行なっていただきたいと思います。その上で4施設以外のスキップについてのAED設置については、今後どのような形で展開してくのか、お聞かせください。

 

区担当課長:今回の予算が成立しましたらば4月1日に向けまして、契約準備の方を進めさせていただきます。また救命処置は時間との戦いだと言われております。AEDの設定のガイドラインを見ますとは5分以内の処置が重要だと書いてありました。残りの施設も学校にAEDが設置してあるのが基本ですが、距離なども合わせまして優先順位をつけて設置を順次進めていきたいと考えております。

 

池田:今のご答弁にもあります通り、時間との戦いなのです、本当に。心停止して倒れた方は1分間に10%救命率が下がるのです。もし、救急車が来るまでの間に何もしないで「どうしましょう」って言っていたら救急車が来た10分後にはもう助からない。そんな状態は本当にあってはならない。今回こうしてAED設置を取り入れていただいて、そして普通救命講習を受講された方が多くいらっしゃる。そういうような体制を作っていただくことによって、子供たちの安心安全を担保できるという風に私は思います。今回早期に設置していただくとのご答弁もありました。是非ともお願いしたいと思います。