長かった令和3年第1回定例会も無事に終わり

 

年度末の「締め」の審議会などがバタバタと入っております。

 

今回は、先日行われました予算特別委員会の際の私の

 

質疑をご報告させていただきます。

 

一つ目は巣鴨周辺の施設整備についてです。

 

私の住む、巣鴨4丁目に旧保健福祉部の分庁舎があり、この点に

 

ついて確認させていただきました。

 

 


↑現在の旧保健福祉部分庁舎並びに隣の児童遊園の様子

 

質疑の様子はインターネット配信されておりますのでご覧

 

いただければと思います。

 

豊島区議会 インターネット映像配信

 

今回は、私にて配信動画を文字起こししましたので

 

文字でご覧いただいた方がよい方は、以下にてご報告

 

させていただきます。尚、文字起こしの際に日本語が

 

おかしかったり、「あー」「えー」などは見づらいので削除

 

してあります。宜しくお願い致します。

 

池田:未来戦略推進プラン2021の第5章の部分、施設整備計画等について、特に私の地元巣鴨周辺について伺わせていただきます。未来戦略推進プランに掲載されている保健福祉部の分庁舎について、今年度までは、暫定活用と周辺施設のあり方を踏まえた有効活用を検討という表現でしたけれども、令和3年度予算では、令和3年度に解体の設計、令和4年度に解体と合わせて活用方針の検討となっております。これについて、今後どのようになるのかお聞かせ下さい。

 

区理事者:旧保険区分庁舎については、ご指摘の通り、今年度は債務負担行為ということで3900万円を当初予算に計上しております。今年度は500万円を予算には計上しておりまして解体の設計等を行います。また来年度は実際に解体をしていくという予定になってございます。

 

池田:予算も今年度、来年度ということで計上されているということです。本当に巣鴨周辺は空いている区の所有地が少なく、この分庁舎の跡地活用というのは巣鴨地区のまちづくりに本当に重要なものであると思いますので十分な検討を行っていただきたいということを申します。そして、巣鴨地区では築年数のかなり経過しているものが多くあります。先日の施設用地委員会でも、区民ひろばの改築大規模改修案件として載っておりました。けれども区民ひろばの中で、区民ひろば清和第1が最も古く、昭和39年築であるということでした。昭和39年というと築後56年ということですので随分と経っているなというのは、良くご理解いただけるのかと思います。では何故、区民ひろば清和第1が一番古い建物であるのに、改築計画載ってこないのか。その点をお聞かせいただけますか。

 

区理事者:区民ひろば清和第一については、巣鴨第一保育園と複合施設となってございます。区民ひろば単独であれば民間ビルの一部を借りて、仮移転しては施設の更新ということはございますが、こちらにつきましては保育園ということで、保育園の機能を一旦止めることはできません。そういったことから仮移転先等の確保というようなことが、建物の更新していない大きな課題となっております。

 

池田:保育園との合築の部分、この部分が大きな課題ということであります。巣鴨第一保育園は需要が高くて本年4月の入園状況など確認すると、何れの年齢でも欠員なしということで本当に多くの方が利用されていると思います。こうした中で、私からの提案でありますけれども区民ひろば清和第一と巣鴨第一保育園の移転先を先ほど申し上げた保健福祉部の分庁舎とするのは非常に合理的であると思います。直線距離で150mぐらい。歩いても3分ほどというような距離であります。それほど離れていない。更にはこの分庁舎だけでは規模的に小さいかもしれない。隣の巣鴨4丁目第三児童遊園と合わせて利用することによって園庭としての機能も持つことができるのではないか。仮移転先を旧保健福祉部の分庁舎とすることについてのご見解をお聞かせいただけますか。

 

副区長:ご提案ありがとうございます。この案件については、緊急に老朽化しており、言ってみればお化け屋敷のような状態になっておりますので、これは緊急に解体をしたいと思っておるところでございます。解体し始めて近隣のみなさんが、今後についてどういう計画があるのだというご心配もあるかと思います。本来であれば解体後の利用についてもセットで議論した上で解体と同時並行でやって行くのが一番良い進め方でございますけれども、今回はまずは解体ということになっております。いまご提案いただきました通り、巣鴨4丁目第三児童遊園、隣接しておりますので、これも合わせて有効活用。ご指摘を踏まえた上で前向きに検討してまいりたいと考えております。

 

池田:本当にですね、あの分庁舎もう本当にお化け屋敷というのが正しい。隣の児童遊園も、私も子供の時に何度か遊んだところですけれど、ちょっとサイズが小さくて、なかなか大勢で集まって遊ぼうって言うには厳しい。先日も現場見に行ってきましたが、誰も遊んでいなかったです。ちょっと寂しい感じがして、それをしっかりと今後活用して頂きたい。本当に空いている土地がない中で、この分庁舎跡地と巣鴨第三児童遊園、これをセットで良く考えていただいて、地元の方々のご意見を頂きながらしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 

池田:合わせて学校改築について伺いたいと思います。私の感覚では東側の学校改築が進んでおらず、中央や西側のエリアがどんどん新しくなっていると感じます。エリア別で考えて、巣鴨あたりの学校改築についての状況についてお聞かせいただけますか。

 

区理事者:学校改築でございますけれども、ご指摘の通り、東側の学校改築につきましては、小学校が築年数の古い学校がまだ複数ございます。築年数が50年を超えているような学校も多数ございますので、なかなか進んでいない状況であることは認識してございます。

 

池田:古い学校が多いということは、私の周辺でも話が出ております。おそらく昭和40年前後の建物だったと思います。私が住んでいる周りだけ見ると、あまり建物が古い学校という感じはしないのですね。清和から西巣鴨行っても、だいたい同じぐらいの築年数なので。それが、例えばPTA役員さんなどをやられると西側の方の小学校が綺麗なのでびっくりして帰ってくるのです。そうすると「なんでこの辺の小学校は全部古いの?」と質問されるので、私が「仮校舎地がないのですよ」って話をさせていただくのですが、旧朝日中学校があるのではないですか、という話になるのです。旧朝日中学校跡地に関しては、今現在特養ホームと学校改築を併記というような形になっております。確かに私も特養は大事だと思います。特養は無しで良いとは思ってないです。ただ今の古いままの学校で子供たちをずっと通わせるのですね、何とも忍びない。やっぱり豊島区内で綺麗な学校通ってる子とですね、東側の方は、みな昭和40年前後の築で修理しながら使っている学校に通っている子と、同じ区内なのに何か腑に落ちないところがある。そういったところをですね、しっかりと今後は取り組んでいただきたい。旧朝日中の跡地についてはですね、特養ホーム一本っていうことでなくて総合的に周辺の施設整備、周辺の施設の動向をみながら、この計画について取り組んでいただきたいということを申し述べさせていただきたいと思います。最後にこの巣鴨・西巣鴨地区の施設整備旧朝日中跡地も含めてご所見をお伺いして終わりにしたいと思います。

 

副区長:どうもありがとうございます。旧朝日中学校跡地は、確かに、その周辺の学校施設の築年数が経過しております。今、学校改築計画と言いますか長寿命化計画を検討していますけれども、豊島区東側の校舎の改築が本当に大きな案件だというふうに理解しております。未来戦略プランの中でも、特養ホームということだけではなくて学校の施設の改築についても、検討するという記載にさせて頂いております。特養ホームの方については、朝日中学校とそれから西巣鴨体育場という選択肢がある中で、どちらで最終的に進むべき、検討を進めるべきということを、今検討を続けているところでございます。周辺のことを十分考えれば、慎重に判断する必要があると思っておりますので、ご指摘を踏まえまして、周辺の限られた公共施設を、最適な将来を見通した再構築を考えた上で、最終的、学校改築も含めた旧朝日中の跡地の活用について検討を進めてまいりたいと考えております。