これも、まだ議員になる前の頃の事です。

 

東商豊島青年部の幹事長を拝命し、活動させていただいていた頃のお話です。

 

それでは、、、、、

 

また、東商青年部では幹事長を拝命させていただきました。私の幹事長時代に設立10周年のタイミングとなりましたので様々な事業が通常に事業に加えて行われました。 特に思い出に残るのは、としまおやこコンサートの運営であります。10周年記念事業として提案され、私の前の幹事長さんが計画を進めてきた事業でもあります。短い準備期間で成功させなければならない、随分とプレッシャーを受けましたが、前の幹事長さんと2人3脚で東京音大さんやPTA、教育委員会などとの協議も行いました。私が、パンフレットに書いたご挨拶文に当時の思いが込められておりますので、ご紹介したいと思います。

 

“音楽を通して笑顔を届けたい”

昨年3月の東日本大震災。人々はかつてない規模の災害に見舞われました。災害により、多くの大切なものを失い、疲れ果てた人々のために世界中からアーティストたちが集まりました。そして、その奏でる音楽が人々に“笑顔”や“元気”をもたらしました。 私たち東京商工会議所豊島支部青年部は、今年で設立10周年を迎えました。そして設立時より「地域の子ども達のために」と掲げた事業を毎年行っております。 今回は、青年部設立10周年並びに豊島区制施行80周年を記念し東京音楽大学様のご協力をいただき、デジタルではない“生の音楽と笑顔”を豊島区の小学生に届けたいと思っております。多くの子ども達の参加を心よりお待ちしております。

東京商工会議所豊島支部 青年部幹事長 池田 裕一

 

更に、東商青年部の根底にある「夢サポート事業」という点に関しても区内の子どもと東京音大さんとの共演は出来ないものだろうかと考え、区内では高南小学校にブラスバンドがあると聞き、校長先生、音楽の先生へ依頼に行きました。その時に校長先生にお渡しした依頼文が以下の通りです。

 

「前述のコンサート開催を私ども東商豊島支部青年部で計画しております。本物の「音」を小学生に聞かせてあげたいとの思いは既に記載のとおりですが、もし叶うのであれば、是非東京音大の学生達と一緒になって、数百人の前で演奏できれば、子ども達に何か思い出として残るのではないかと考えております。ましてや、この機会によって音楽への道を目指して、東京音大の学生となり、今度は子供達に演奏してくれる日がくるのではなどと夢物語のようなことを考えていたりします。 夢物語は、別と致しましても、子供達には良い思い出として残るのではないかと考え、今回、お忙しい中、お時間をいただき出演依頼に参りました。」

 

当時は本当に夢物語になればとの思いでした。そして、こうした機会があれば何か子供たちの今後に良い影響を与えるのではないかと思いで活動しておりました。おやこコンサートは、成功させなければならない事業でもあります。月に一度の東商青年部の定例会において内容を諮ることとなりますが、検討していては間に合わない。私の独断に近い判断や事務局との打ち合わせにて決定した内容に皆さんの了解を得るようなことも多くありました。強引な場面もあったかと思います。私の「これでいく!」という事に皆さんがついてきてくれたことも本当に感謝しました。東商メンバーや東京音大さんなど、つくづく、周りの人に助けられたと感じました。応募は、想定を上回る数に達して抽選となり、結果事業は成功となりました。色々な問題点も散見されましたが、2回目以降への課題として2回目以降は、反省点を踏まえてより良い運営が出来るようになりました。

 

いやいや、この頃は、バタバタしていました。皆さんに無理をお願いすることも多かったと思います。

 

でも、周りの人に恵まれて、何とかやってこれたというところが本音のところです。

 

自分一人では何もできないのですが、多くの人に支えられて、私も頑張ることが出来ました。