4/27は毎年恒例の巣鴨地蔵通り商店街ととげぬき地蔵尊高岩寺さま主催のAED講習会が行われました。講師の方々は、日本医科大学病院の医師、看護師の方々です。VTRに沿って講習会を進めていくもので、毎年同じVTRであったのですが、今年からは新しいVTRとなり、海外ドラマ風のものでした。その中には、私が一昨年の1月に経験した思いも載っておりました。助けなければ、と必死になってCPRを行いましたが、救急隊員が来て、その後に思ったことは「何か間違ったことをしていたらどうしよう!」ということでした。VTRでは「見て見ぬふりをした方が」なんてセリフも出ていましたが、本当に適切な方法でなかったら、とか、このまま助からなかったら、、とか思いその日は、何も手につかなかったです。無事に助かったと聞いて、ホッとしたことを今でも思い出します。心肺停止になった方に対しては、とにかくCPR、心肺蘇生です。

先日、大相撲の巡業で市長さんが倒れられた際に、看護師さんがすぐにCPRを始めました。この時は、衆人環視の状況で、色々な方が現場を見ていたからすぐに駆け付けることが出来ました。しかし、実際にはあのような大勢の方が見ている状況など少ないと思います。目の前で倒れた方がいた時には、すぐに対処することが重要です。救急車を呼ぶ、AEDを持ってきてもらうよう依頼する。ここまでは間違う事はありませんし、おっかないなんてことも無いはずです。そしてその後呼吸していないのであればCPRを開始するのですが、ここで躊躇せずに対応するためには日頃からの訓練が重要であると思います。私も、この商店街のAED講習会で年に1度講習を受けることによって、イザというときに助けられるようにしております。講習会の最後に高岩寺さまのご住職より一言を、ということでしたので私からは「勇気をもって」という言葉を話させていただきました。少しの勇気で人が助かるかもしれないのならば、是非とも勇気を出して対処してほしいということを申し上げました。

豊島区のAEDはおよそ700台程度あります。しかしその内24時間利用可能なAEDはおよそ100台程度、心肺停止となる方は時間を選べない。なのにAEDは夜間に取り出しできないのでは助かる命も助けられないという思いで平成28年第2回定例会において私が一般質問させていただきました。私の提言によって、豊島区内のファミリーマートさんに3年間をかけてAEDを整備していくこととなりました。「豊島区内ではファミマに行けばAEDがある」ということを区民の方に認識していただくことにより安全安心な豊島区へとつながると確信して取り組んでおります。

ちょっと熱くなってしまい、文章も長くなりましたね。。。。

宜しくお願いいたします!!