イタリアの高級ワイン、アマローネの産地では、レチョートと呼ばれる甘口赤ワインも作られています。



家族ワイナリーのコルテオドリコによりますと、レチョートもアマローネ同様にブドウを陰干し(アパッシメント)します。むしろアマローネ向けより、さらに水分を飛ばして、もっと糖度をあげるらしいです。



10月にコルテオドリコで飲んだ甘口の赤ワインがすごく美味しかったので、今回も色々なワイナリーで甘口赤ワインを買ってきました。


高速で1時間半もあれば着くのでね。


左が有名ワイナリーのベルターニ、そしてまん中がこれまた有名ワイナリーのアレグリーニのコルテジャラ、そして、右が家族経営のコルテオドリコのそれぞれ甘口です。





ベルターニ



レチョート 19.5ユーロ 500ml





アレグリーニ







アレグリーニのコルテジャラは「もっと気軽に」のコンセプトのブランドです。

それでもレチョート、27.5ユーロ 500ml
結構しますね。


ちなみに本当のアレグリーニのファーストブランドになると、コルテジャラの倍のお値段です。数々の賞をとっているアレグリーニブランドですから、高くても買う人がたくさんいるんでしょう。

2020年アマローネクラシコ 69.5ユーロ

1万円以上、気軽じゃないですね。



今回、一緒に行った同僚によると、

レチョートはベルターニかアレグリーニ、

でも、アマローネはコルテオドリコが1番❗️

とのことでした。


好みなんでしょうけどね。



ちなみに、この地でもともとローマ帝国の時代からあるワインは甘口赤ワイン。


それが、近年(といっても、既にかなりの歴史でしょうけど)、アマローネが作られて、今はアマローネがメインになっているということです。


アマローネのアマーロはイタリア語で「苦い」という意味です。


つまり、元々の「甘口」赤ワインに対して「苦口」です。


日本では、甘くないワインを「辛口」と呼びますが。。。


「甘い」の反対語は、


日本的には「辛い」ですけど、


イタリア的には「苦い」、


ってことかな。。。