麺処 はら田 @さいたま市南区 〜「限定⭐️ニボコン(煮干し昆布水冷麺) 塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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処 はら田

さいたま市南区(南浦和)


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【メニュー】限定⭐️ニボコン(煮干し昆布水冷麺) 塩
【価格】1400円

[訪問時期] 2024年8月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚介清湯+昆布水
[味] 塩
[麺] 平打ち中太麺(200g)
[トッピング] チャーシュー、とろろ芋、白ゴマ、大葉、フライドオニオン、バラ海苔、紫玉ねぎ、揚げレンコン
[その他] 追い飯、刻み山葵付き
[卓上] ブラックペッパー、ピンクソルト、一味、ラー油。グレープフルーツ酢



お盆中の平日、前週から始まったニボコン狙い。
「埼玉にニボコン上陸!!」のポストで先ずは塩から始まり、この日は塩オンリーだったが、その後醤油もリリースされた。
11時10分着でポール、開店時には8名でちょうど1順目が埋まった感じ。




限定Cボタンで食券購入。



セルフ給水して奥の1番席へ。
隣(左後ろ)に男性スタッフが常駐しているのがちょっとプレッシャーかかる。
前回もこれが気になって、次回はポールは止めようと思ったのを忘れていた💦




カウンター内に居られるのは店主さんのお母さんかな。



後客の汁そばが先に提供され、着席から10分ほどでニボコンとご対麺。




■ ニボコン(塩)
スープキンキン手前の程よい冷え具合。
煮干し感は案外控えめで、ベースを固める昆布も主役として席巻する訳でもない。
複雑な魚介の旨味が、ちょい強めな塩気とバランス良く染み渡る。
いわゆるニボコンスープとはちょっと異なる飲み口なのだが、それが当店のスープの個性。
鯛と貝の出汁を加え、オイルには煮干し、貝、ポルチーニの旨味を封じ込めているという。




全粒粉入りの平うち中太で、このメニュー専用に発注したものだとか。
確り締められ、ハリのある口当たりから強めの歯応えで、出汁感たっぷりの冷製スープにフィット。
ヌメッと吸着するスープやとろろ芋を纏ったまま、つるんと喉を滑り落ちていく。




トッピングではチャーシューに鴨でなく豚肩ロースの低温調理を使っていたり、素揚げレンコンを載せているのが当店独自のアレンジ。
他の面子は王道のレシピに近い。



バラ海苔やフラオニをはじめとする薬味チームの食感と風味が交ざることによって、ニボコンらしい和のカオスが完成する。



無我夢中で麺を啜り尽くしても、丼にはまだ冷えたスープと多彩な薬味が残っている。
ここで追い飯と刻み山葵をリクエスト。
スープ温度が高まって、出汁感に別の表情が出て来るのが、ある意味ニボコンのハイライト。
山葵を溶かすと、より出汁茶漬けっぽいイメージになるね。




■ 感想など
昨年来ニボコンは結構食べましたが、スープにはそのいずれとも違う個性を感じました。
煮干し主導の爽快なビター感には欠けますが、複雑カオスなニボコンスープももちろん美味しい。
この後始まった「醤油」には茗荷や南高梅も使われているようです。
梅!? それはまた個性的で興味深いですね。
最新情報では、ニボコンは9月9日頃までは提供予定とのこと。

ご馳走様でした。