らーめん 風〜Furari〜 @戸田市 〜「味玉鯛塩つけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

らーめん 風〜Furari〜

戸田市


ラーメンデータベースへ


【メニュー】味玉鯛塩つけ麺
【価格】1170円(味玉分120円含む)

[訪問時期] 2024年7月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(200gぐらい) 蛤昆布水入り
[トッピング] (麺)チャーシュー、海苔、ネギ、味玉、(汁)玉ねぎ、紫玉ねぎ、スプラウト
[卓上] とうがらし酢



土浦の兄貴のつけ麺レポで優先度を上げた新店へ。
先ずは○ヂャースを目指し、買い物してたら開店時間に遅れてしまった💦
11時40分着で先客3名、後客もポツポツと入って来られる。




店主さんと奥様らしきお2人が明るい声でお出迎え。
液晶券売機を開くと「鴨醤油ら~めん」、「鯛塩つけ麺」の他に冷やし限定が3種類もある。




「冷やし塩ら~めん」と迷いながらも初志貫徹でつけ麺を選び、ホール中央の給水器でセルフお冷やしてカウンター席へ。




建物自体は古そうだが内装は綺麗にリノベされ、カウンターは奥行きゆったりで落ち着く。



着席から10分ほどで木盆に載ったつけ麺が登場。



涼を感じるなかなか洒落た盛り付け。




■ 麺とトッピング
フスマの色合いに染まった細めなストレート。
冷水で確り締められた低加水麺で、ちょいボソッと蕎麦ライクな口当たりに始まり、サクプツ軽快な歯応えと豊かな風味を楽しめる。
厨房内に菅野製麺の麺箱があったが、中々特別感ある麺で気に入った。




その麺を足元だけ浸すのは、蛤入りの昆布水とのこと。
言われてみればじんわりと蛤らしき旨味を感じるが、量が少ないので何度も確認できない(笑)
それにしても昆布水もどんどん進化しているね。
ボソ肌麺にヌルッと絡みつき、このコンビネーションが何とも言えない。
卓上に藻塩でも置いてあればなあ。



主要トピは麺皿に並んでいる。
大ぶり肉厚なチャーシューは豚肩ロースの低温調理。
色合いから肉汁滴るような食感まで、これほどのレア感は最近では珍しい。




半熟度ジャストの味玉。
青白混合の細切りネギを見れば、お仕事の丁寧さが一発で分かる。




■ つけ汁
つけ汁は鯛の風味が炸裂!
鯛っぽいオイルがブワッと先制すると、すぐにアラ炊き出汁の強い旨味が押し寄せ、香ばしさが鼻をくすぐる。
久々に攻めた鯛だね。
土浦の兄貴が「鮮魚の香りはほとんどなく、これならmoco先輩もいけそうだ。」と書かれていたが、その後かなり研ぎ澄まされたようで、moco先輩これは無理でしょう(笑)




ビシッと塩気が強めに効いて、序盤は全身浴だとしょっぱいくらい。
でも徐々に円みを帯びてくるのは、少量ながら確り麺に絡む蛤昆布水の効果だろう。
微塵切りの玉ねぎの甘味だって侮れない。
後半にかけての旨味バランスの変移はかなり印象的だった。
客席の隅にはレンジが置かれ、セルフでつけ汁を何度でも温め直し可能。
この時季は温くなっていくのも快適なので、そのまま蛤や昆布が台頭して来る変化を楽しんだ。




スープ割りはございません、塩味をそのまま味わい下さい。」というのが当店流。
先ずは少しだけ残った蛤昆布水につけ汁をレンゲ3杯入れて逆割り。
これが旨い。
つけ汁本体は半分ほどいただいてフィニッシュした。



■ 感想など
予想を上回る鯛のパンチ、細めながら存在感のある麺、それを浸す蛤昆布水。
そのどれもが輝いていて、かなりの満足でお店を後にしました。
蛤昆布水の量が倍ほどもあれば言うこと無いのですが。。。
これなら鴨が主役のら~めんも期待できそうです。
また訪れたいお店ですね。

ご馳走様でした。