中華そば 鍵山 @松戸市 〜「特製 貝と鴨の中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 鍵山

松戸市(松戸)


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【メニュー】特製貝と鴨の中華そば
【価格】1350円(味玉分350円含む)

[訪問時期] 2024年7月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鴨+貝出汁/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] 鴨チャーシュー、チャーシュー、鴨つくね、焼きネギ、刻みネギ、エノキ茸?、味玉
[卓上] なし



オープンしたばかりの新店へ。
週末10時45分で開店待ち3番手。




店外ダクトからの熱気がちょっと💦
でもその脇に「麺屋棣鄂(ていがく)」からの祝い花を見つけてテンションが上がる!



他にラーメン関係からの花は無いようだが、店主さんは海外を含めて長い経験がお有りとのこと。
11時の定刻3分前、恰幅の良い店主さんが暖簾を掛けてオープン。
その時点の待ち客は5名だったが、5分後にはカウンター7席が埋まった。




麺メニューは「鴨」、「貝と鴨」の中華そば2種類でどちらも醤油味。





先ずは貝出汁入りから行ってみよう。




すぐに店主さんがロット2杯の調理を始める。
他にも2名のスタッフがお出でだが、麺の調理はほぼ店主さんのワンオペ。




着席から8分ほどでご対麺。




■ スープ
鴨と貝出汁ほぼ拮抗、いや貝の存在感が若干上回るかな。
互いを引き立て合うような複層感で、中々飲みごたえがある。
貝ははまぐり、あさり、帆立とのことだが、鶏系の旨味にこれだけ対抗するにはかなりの量を使っていそう。
油も貝混じりっぽい。
カエシも落ち着いた円やかタイプで、出汁感が前に出ているのが嬉しいところ。




■ 麺
京都・麺屋棣鄂(テイガク)製の中細ストレート麺。
しなやか基調にザクプツと明快な歯応え、そしてモッチリ、風味も豊か。
このメリハリに、ああテイガク麺だとしみじみ感じさせる。
間違いなく好み。



■ トッピング
チャーシューは鴨ロース2枚と豚肩ロースで、どちらも低温調理。
どちらもレア感はイマイチだが、それでも鴨ロースには旨味が詰まり、もちろんこのスープに似合う。




鴨つくねは特製にしか入らないトピ。
大葉が香り肉もふわっと中々美味しいから、もうちょい大きめだと印象も強まるだろう。
千切り状なのはおそらくエノキ茸?早めに紛れてしまい確り味わえなかった。
味玉はごく普通。
焼いた白ネギ、刻んだ九条ネギ。
特製らしくバリエーション豊かだし悪く無いのだが、魅せ方の工夫でもう一段進化しそうかな。




■ 感想など
鴨も貝もテイガク麺もこの辺りでは希少。
予想を上回る美味しさで、思わず完飲してしまいました。
強いて言えば、トッピングには未だ少々伸び代があるでしょうか。
塩のリリースを熱望。
ここ3年でラーメン店2軒がオープンし、撤退していった場所だけに、何とか根付いて欲しいものです。

ご馳走様でした。
オープンおめでとうございました㊗️