十八番 @台東区 〜「ニラソバ」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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十八番

台東区(浅草、田原町)


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【メニュー】ニラソバ

【価格】800円

[訪問時期] 2024年6月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後払い
[スープ] 鶏豚/清湯
[味] 醤油
[麺] 細縮れ麺(150g位)
[トッピング] ニラと豚バラ肉炒め
[その他] ギョーザ(600円)、ビール(スーパードライ中瓶、700円)
[卓上] コショウ、一味、醤油、酢、ラー油



もうだいぶ前、長かった秋葉原勤務時代にお世話になったお店のひとつが「十八番」
その秋葉原店はもう10年以上前に閉店したのだが、最近ふと懐かしさが込み上げてきて、「十八番」のNET情報を漁ってみる。
どうやら戦後浅草で創業し、その後親族やスタッフが暖簾分けで店を増やし、城東地区にそこそこの数の「十八番」が有る。
創業店は閉店済みらしく、現在最も古い本店格とされる店を訪れてみることにした。
元々は創業者のお兄さんが暖簾分けで開業したお店だという。

11時ちょい前に到着、聞きしに勝るかなり年季の入ったお店。
とんねるずから「き◯◯シュラン三ツ星」に認定されたらしいが、それから既に10何年も経っている。




オープンと同時に店内に入り、席に案内してくれた女性に、メニューも見ずに「餃子とビール」と注文。




改めてメニューを見れば、餃子600円、中瓶700円と結構痺れる値段だね💦




この女性が女将さんなのかと思ったら、雇われのようだ。
厨房内には体格良い男性が2名居て、大将格はチーフ、もうお一人はタカさんと呼ばれている。
ふっくら焼き上げられた大ぶりな餃子は、野菜多めでちょい軟らかめな肉餡。
ああこんな感じだった、もう懐かしい。



ビールを2/3ほど飲んだ頃合いで麺を注文。
私の中で「十八番」の麺の思い出と言えば、「ニラソバ」もしくはそれに卵を絡めた「トクニラソバ」、「シイタケソバ」、「ネギソバ」がトップスリーだった。
「ネギソバ」は見当たらなかったが、その他は「トクニラ」を含めてメニューにあるから、此方と旧秋葉原店とは同系列で間違いない。
「十八番」が元祖と言われる「ニラソバ」をいただくことにした。




■ ニラソバ
スープは湯気がもうもう、それを吹き飛ばしながら撮影する。
表層の油が少ないからかな。。。もっとオイリーだった記憶だったけど。
キリッと町中華らしい鶏ガラ醤油スープがベース。
大量のニラが豚小間と共にゴマ油で炒められ、その油が風味と共にスープにどんどん落ちていく。
いつしか油が蓋をして、湯気も止まっているね。
シンプルだけど旨い!そして懐かしい。




系列?の製麺所で作っているらしく、いかにも町中華的な細縮れ。
結構確りした歯応えが残り、これも秋葉原のチュルチュル麺とはちょっと違う印象。
一般的には当店の茹で加減の方がウケそうだけど。




それにしてもニラの量がハンパない。
麺に絡めて食べても、レンゲでスープと合わせ飲んでも、中々先が見えない。
後からにおうんだよね。
昔このメニューを食べた後で、先輩に「ニラソバ食って来ただろ?」とすぐにバレたのを思い出した(笑)




■ 感想など
さすが元祖、不動の看板メニュー。
記憶の一杯とは若干だけ異なる印象でしたが、美味しく懐かしくいただきました。

ところで秋葉原店のことを尋ねたら、チーフが色々と教えてくれました。
同じ「十八番」でもグループは異なり、浅草はお兄さんが社長、元の秋葉原は弟さんが社長のグループだった。
・何とチーフは以前3年ほど秋葉原店に務めていた!
・閉店後の秋葉原のスタッフは八丁堀や新川の店に居られるのではとのこと。
私にとって正にビンゴ!な情報。
こりゃ早速八丁堀界隈にも行ってみないと。
因みに退店時には外待ち数名の人気店でした。

ご馳走様でした。