麺処 ぐり虎 本店
岡山市北区(県庁通り)
【メニュー】ワンタン鶏塩ラーメン
【価格】1000円(ワンタン分200円含む)
[訪問時期] 2024年1月下旬(休日) 夜
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、ワンタン、水菜、柚子皮、ネギ、糸唐辛子
[その他] ピーチティー付き
[卓上] ブラックペッパー
焼き鳥屋を早めに抜け出して麺活。
ビブグルマン店も候補だったが、焼き鳥屋さんに近い此方をチョイスした。
店主さんはイタリアンご出身で、「麺屋 翔」や「麺処ほん田」でラーメン修業。
どんなラーメンか想像がつくし、今は各地に展開して海老名にも出店しているが、まあ「塩の名店」の本店は押さえておこう。
20時前で先客5名。
大通りから一本入り、この時間人通りは疎らなのだが、後客もパラパラ入って来る。
券売機は当然塩推しの配列で、その中から表題をチョイスした。
スタッフは男性2名、店主さんではないな。
着席から5分ほどでご対麺。
■ スープ
上質そうなオイルに先導されて満開の鶏感。
丁寧に炊き込まれた丸鶏や軍鶏の旨味を、塩ダレ中の魚介が静かに押し上げ、ちょい強めな塩気がジャストに引っ張る。
奥深く濃密。
やはりこのタイプねと思いつつも、レンゲから中々手が離せない。
■ 麺
加水高めな中細ストレート麺。
心の味食品製をお使いのようだ。
しなやか基調に序盤は明快な咀嚼感、後半はスープと小麦感との馴染みが高まるやつ。
この手の清湯には抜群にフィットする。
■ トッピング
チャーシューは低温調理の肩ロースと、吊るしっぽい燻香の載ったバラ肉。
どちらも肉の長所を巧みに引き出していて美味しい。
3個の肉ワンタンは皮が小ぶりで尾ひれがないので、若干水餃子っぽい食べ心地。
微かに果実系っぽい甘味が混ざるのは何だろう?
個性的だが私は余り得意ではない。
シナシャクメンマ、時折り鼻腔で華やぐ柚子皮。
■ 感想など
お口直しのピーチティーの後からスープをまたひと口飲んで、余韻を愉しみながら退店。
「ほん田」一家らしさ満載でほぼイメージ通りでしたが、分かっていてもグイッと引き込まれる魅力があります。
さて明日は岡山らしいラーメンも食べないといけませんね。
ご馳走様でした。