麺や 虎徹 @行方市 〜「季節限定⭐️味噌らぁめん+釜焼きチャーシュー(肩ロース・ロース)」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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や 虎徹

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【メニュー】季節限定⭐️味噌らぁめん+釜焼きチャーシュー(肩ロース・ロース)
【価格】980円+300円

[訪問時期] 2024年1月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏/清湯
[味] 味噌+マー油
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー3種、そぼろ肉、玉ねぎ炒め、あおさバター、ネギ2種、ゴマ
[その他] 肉マヨ丼(320円)
[卓上] ブラックペッパー、七味、醤油、酢、ラー油



平日、家族のリクエストで虎徹さんへ。




11時過ぎに着くと店内は8割方埋まっていたが、運よくテーブル席が空いていた。




私の狙いはもちろん味噌。
いつも通り「釜焼き2枚」と追加注文すると、Nさんから「ロースの釜焼きも有るんですよ」と教わり、肩ロースと1枚ずつ増してもらうことにした。
こんな機会じゃないと頼めない「肉マヨ丼」をシェアしようと、連れを押しまくる。




開店直後なので15分強待って、味噌らぁめんと肉マヨ丼が同時に登場。




■ 味噌らぁめん+釜焼きチャーシュー(肩ロース・ロース)
結論から言うと、昨年デフォルトで返り咲いた「マー油」バージョンをベースに、その前年のフックアイテムだった「あおさバター」も復活させたハイブリッド仕様。



スープ動物系の旨味や飴色に炒めた玉ねぎの甘味を背景に、濃密で熟成感溢れるブレンド味噌の美味しさが冴えわたる。


そぼろ肉からは生姜?混じりのコクがどんどん落ち続け、やがてマー油の上品なビター感が侵食して来る。
ラー油と七味を加えてピリッとさせてみたり。
止まることのない変化にグイグイと引き込まれ、気付けば我を忘れてレンゲを動かしているのだ。




たっぷり盛られた2種のネギや香ばしいゴマの香りも、重要な歯車として忘れてはならない。
止めを刺すギミックがあおさバター。
シャリッと半生食感のあおさにバターの旨味が凝縮され、これが青ネギの横に迷彩的に置かれているものだから、気付かず口にしてハッと驚く。
じんわり広がる海苔の磯風味、更にどこか洋を感じるまったり感。
こんな展開と複雑絶妙な味わいに、食べ手は間違いなく翻弄されるはず。



自家製の平打ち中太ストレート。
従来は手もみ風のピロピロ微縮れ麺のイメージだったが、ちょっと趣向を変えて来たか。
ミシッと詰まったような歯応えと弾力、モッチリ感、そして味わい深さは今年も健在。




チャーシューは釜焼きのロースと肩ロースに加えて、下からはバラ肉まで出て来た。
昨年同様、このバラ肉がデフォルト仕様なのだろう。
新たにお目見えした釜焼きロースは特大で厚みもあり、なのにしっとり軟らかく仕上げられている。
燻製香もバッチリのって、ロースト系でこれほど美味しいロース肉は初めていただいた。
それでも肩ロースには僅かに及ばないかな。
「世界一の釜焼き肩ロースと日本一の釜焼きロース」とコメントしておこう。




なお、シェアでいただいた肉マヨ丼は、ふっくら炊いたご飯上に刻んだ釜焼き肩ロースにロース、バラ肉を敷き詰めてある。
ご飯には甘ジョッパな醤油ダレを染み込ませ、マヨビームで仕上げ。
美味しくない訳がない。
というか、個人的には倍ぐらいマヨビームしたいぐらい(笑)
これで320円?神でしょ。



■ 感想など
味噌自体の美味しさからギミック満載の展開に至るまで、今年また更なる進化を感じ取りました。
もはや凄みすら感じますね。
これだけ手数をかけた作り込みなのにデフォで1000円を切るのは、ファンへのサービス精神に他ならないでしょう。
念願の肉マヨ丼も食べられたし、ついでに連れの頼んだ地鶏中華も味見させてもらったし、腹パン超満足。
お芋とレンコンでも買って帰りましょうか。

遅ればせながら10周年おめでとうございました㊗️
ご馳走様でした。