らぁ麺屋のさかいさん
足立区(北千住)
【メニュー】にんにく薫る塩らぁ麺+牛チャーシュー(2枚)
【価格】980円+300円
[訪問時期] 2024年1月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 牛骨/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] 鶏チャーシュー、姫竹、ナルト、ネギ、牛チャーシュー
[卓上] なし
通勤経路上ゆえに逆に後回しになっていたお店。
「柳麺マタドール」の店長さんが、店舗を譲り受けて独立されたとか。
日曜11時過ぎに着くと先客は無く、更に11時半の開店時にも私一人だけなのは意外だった。
因みにその後滞在中に4名ほどご来店。
レギュラーメニューは醤油、塩、味噌と揃っていて、全て牛骨スープがベースらしい。
「柳麺マタドール」は非牛骨店だったはずだが、独立を機にやはり伝家の宝刀を抜いたということか。
私はもちろん「塩」をニンニク有りで選択し、中々出会えない牛チャーシューも買い足してみた。
店内の様子も、私には少し窮屈な作り付け椅子も、従来と変わっていないようだ。
但し店主さんのワンオペでもあり、奥の階下の席は使っていない。
着席から4分ほどでご対麺。
■ スープ
レギュラーメニュー共通のスープは、牛骨やモミジの動物系に昆布・椎茸・香味野菜を合わせているとか。
塩味だけに牛感がストレートに来るのかと思ったら、拍子抜けなほどクセがなく、コク深さと混然とした旨味に溢れている。
塩ダレにも秘訣がありそうだ。
オイリーでちょいまったり。
ニンニクが予想よりフワッとライトだったのは、日頃の家系で舌が麻痺しているからか🤣
中々惹きの強いスープでかなり好み。
土浦の兄貴が「いい意味で超美味い塩の高級袋麺スープ」とコメしていたが、なるほどと納得。
■ 麺
ふすまの斑文が目立つ細ストレート麺。
しなやかさとハリ、コシを備えた中加水的な食感で、風味の溶け出しも良好。
後半早めに軟らかく転じる感じだが、スープとの馴染みは向上する。
■ トッピング
細長い鶏モモチャーシューが4枚ほど。
塩麹に漬けてあるらしく、想像以上に軟らかく旨味が深い。
増した2枚の牛チャーシューはロール状で、手間をかけた低温調理らしいホロトロ食感。
食感、味わい共にかなり素晴らしいのだが、はて牛らしさが全く無いのはどういう魔法か。
その点は賛否あるかも知れないね。
■ 感想など
まったり惹きの強いスープは完飲を抑えられず。
牛は前面では感じないのですが、長所だけがギュッと凝縮されているのでしょう。
「マタドール」本店ははもっと牛感が鮮烈だったイメージががありますが、もう10年以上ご無沙汰なので、記憶が薄れないうちに再訪してみるのも手ですね。
ご馳走様でした。