のど黒らぁ麺 永屋 @杉並区 〜「塩らぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

のど黒らぁ麺 永屋

杉並区(新高円寺)


ラーメンデータベースへ


【メニュー】塩らぁ麺
【価格】850円

[訪問時期] 2023年12月下旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、前払い
[スープ] 魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、ネギ2種
[卓上] 青山椒



「佐々木製麺所」の後は久々の連食で、谷在家から大きく移転した「のど黒らぁ麺 永屋」さんへ。
新高円寺駅のほぼ真上、地下の小さな飲食街で「bar RISE」の間借り営業中。




階上に「百名店出身の味」と看板を出してアピールしている。
百名店とは「中華そば 勝本」




12時ちょうど着で先客3名、因みに後客2名。
表題を口頭注文して前払い。




移転後はワンオペなので、店主さんの無愛想が目立っちゃうかな。




■ スープ
ブワッと鼻腔を駆け抜ける香ばしいのど黒風味。
のど黒一辺倒だとくどさを感じそうだが、節系や昆布、椎茸等がバランス良く支えて、長所だけ引き立てている。
キリッとした塩気に円やかな甘味も感じるのは、タレに潜んだ帆立由来だろうか。
移転前と基本変わらず、相変わらず美味しい。
ただ以前はのど黒フレークがトピされて、更に鮮烈にブーストをかけていたけど、それが無くなったのはちょっと残念。




■ 麺
三河屋製の加水やや低めな中細麺。
前半は軽快な咀嚼感を、後半は麺味とスープの馴染みを楽しめるキャラは、以前と変わらないようだ。
以前より僅かに縮れているのはたまたまか。




■ トッピング
以前から、既に触れたのど黒フレークと鶏チャーシューを削ったようだ。
後から見たら、この立地で同じメニューを移転前より50円安く提供しているんだね。
そりゃ分かるけど、どちらも好きだっただけに、逆に値上げしてでも残して欲しかった。



それでも豚肩ロースのチャーシューやメンマは、前回よりもぐっと好みに近づいた。
特にチャーシューは肉質も旨味も申し分ない。
青白2種のネギは、相変わらずスープと相性良い。




■ 感想など
のど黒の長所を存分に引き出した、屋号に恥じない秀作ですね。
但し都心に近づいたのに値段を下げ、その分原価も削ったので、以前より盛り上がりに欠ける印象も拭えません。
この選択がどう出るのか。
そもそも移転前から、当店はブレイクすると思っていただけに、新天地での繁盛を祈りたいと思います。