拉麺 はま家 @小伝馬町 〜「しそ塩そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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拉麺 はま家

中央区(小伝馬町)


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【メニュー】しそ塩そば
【価格】1000円

[訪問時期] 2023年11月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 貝+鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、蛤、湯葉筍、サラダ法蓮草、ぶぶあられ、しそ油
[卓上] なし



遅ればせながら移転後初訪問。
仙台から東京に移り、2年ほど六本木で間借り営業の後、本年6月に小伝馬町に再移転した。
11時半過ぎに着くとちょうど満席で、食券を買って3分ほど待って入店。




人気の「牡蠣とあさりオイルの塩そば」は六本木時代にいただいているので、今回は表題を選択した。



メニューや券売機を見ると、このメニューがレギュラー筆頭のようだ。



箸とレンゲがプリセットされたカウンター最奥席に収まると、すぐお冷やと貝殻入れが届く。




厨房内は店主さん+男女1名ずつの3名態勢。
着席から5分強でご対麺。
綺麗に整えた麺の片側にしそ油をかけたツートンカラー。




■ スープ
先ずはオイルから貝の香りがブワリと先制し、スープ自体にも蛤メインの貝の旨味が満載。
後追いで鶏の旨味がじんわりと湧き上がり、貝出汁の優勢は揺るがないものの、両者バランス良く盤石の奥行きを醸している。
中々濃密で塩梅も良く、文句なしに美味しい。




麺を啜るうちにしそ油が拡散して来るが、効かせ過ぎず静かに和風味を添える絶妙なバランス設計。
あくまでも貝を主役に据え続けながらの味変展開が気に入った。




■ 麺
菅野製に変わったという加水低めな中細ストレート麺。
序盤はサクプチッと軽妙な咀嚼感と歯切れだが、後半は早めにヌチッとしてくる。
お店はこのメニューを「ボンゴレみたいな貝のパスタの感じです」と紹介しているが、そんなイメージに沿った麺ではないようだ。
個人的には全然嫌いじゃないけど。




■ トッピング
肩ロースを焼いたチャーシューには直前に炙りも入り、中々肉肉しい食べ心地。



テボで温め直した蛤は。。。まあサイズ的にも、参加することに意義がある的かな。
「湯葉筍」と言われる筍の姫皮は、鰹風味にライトなスモーク感も加わり、中々印象的だった。



サラダ法蓮草も大地の滋養を感じる味わい。



■ 感想など
蛤主役のスープに添えられた優しいしそ風味が何とも絶妙な「和風ジェノベーゼ(byおゆ総裁)」。
現状4種類のメニューを提供していますが、おそらくスープは共通で、オイルや柚子果汁で趣きを変えている感じですね。
自慢のスープとオイルの仕上がりに比べて、麺や具の一部には若干進化の余地がありそうで、それが逆に楽しみです。
貝の深みにハマりたくなったらまた来ます。