猫と月 chan mie noodles @調布市 〜「塩 中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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猫と月 chan mie noodles

調布市(西調布)


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【メニュー】塩 中華そば
【価格】900円

[訪問時期] 2023年10月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、前払い
[スープ] 魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏団子、野菜揚げボール、小松菜
[卓上] 玉ねぎ胡椒ペースト



この7月オープン、「柴崎亭」ご出身の新店へ。
店主さんは女性(ミーちゃん)で、「猫と月 chan mie noodles」というのが正式名称らしい。
平日11時、開店直後で先客1名。




店主さんと女性助手の2名態勢。
卓上のメニューを見るふりをしながら、予定通り表題を口頭注文する。



スープ味が薄めとのレポを拝見していたので、「ちょっと薄めなんですか?」と聞くと、店主さんがステキな笑顔で「ちょうど良い塩梅だと思いますよ。」と答えてくれた。
ならばそのままで。
高台に置かれたトレイに現金で前払い。



座ったのが手前のショートカウンターだったのが失敗で、調理の様子が良く見えない💦
ラストにオイルを回し掛けするのだけチェックすると、すぐにご対麺。
麺顔は美しい麺線に個性を感じるトッピング。
「玉ねぎ胡椒ペーストを後半味変にお使いください」と案内がある。




■ スープ
クリアなスープは、薄いどころかちょいシャープで、家系にまみれた舌(笑)にもジャスト。
この間にアジャストしたのか、それとも実は少し調整したのか?
煮干しメインに節、昆布も感じる魚介群の旨味を、ほど良く後押ししていてナイス。
但し出汁感はさほど強くはなく、すっきり優し気なバランスで勝負かな。
煮干し風味を抽出したオリーブオイルが使われているようで、和風スープに円やかな一石を投じている。




■ 麺
加水を抑えた細ストレート麺で、柴崎亭系で出会うタイプに似ているが、北海道の出口製麺という製麺所のものをお使いとか。
検索すると函館にある製麺所さんのようだけど、使用に至る経緯は分からない。
確り茹でてしなやかに箸にまとまり、ムギュプツ食感とライトなモチモチ感が共存。
風味も豊かで中々美味しい麺だ。




■ トッピング
チャーシューは肉厚な肩ロースの低温調理で、薄味仕立ての肉を噛むほどに旨味が滲んでくる。




鶏団子はふんわりとエアリーな仕上がりながら、結構肉肉しくて美味しい。
味わいや食感に何かアクセントがあると更に良いんだけど。




と思ったら、揚げボールには変化に富んだ野菜やキノコ?が練り込まれていて、参りましたレベルにオモウマかった。



全体的には小松菜のシャキ感が十分にアクセントになっているしね。



終盤に玉ねぎ胡椒ペーストを使ってみた。
少量でも魚介出汁を何処かに追いやるほどの激変アイテムで、面白いこと間違いないが、使うタイミングと量を間違えないようにしたい。




■ 感想など
「安全な食材を使った優しいラーメン」がモットーの当店。
穏やかに染み入るようなスープと表情豊かな麺、ひと手間加えた具たちが印象的な一杯でした。
スタッフが醸す柔らかな雰囲気が心地良く、これは常連客が付きそうですよ。

ご馳走様でした。
遅ればせながら、オープンおめでとうございました㊗️