とものもと @船橋市 〜「まぜそば+ワンタン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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とものもと

船橋市(東海神)


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【メニュー】まぜそば+ワンタン
【価格】1000円+200円

[訪問時期] 2023年10月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[タレ] 鶏醤油+鶏油
[麺] 平打ち中太麺(230g位)
[トッピング] チャーシュー2種、ネギ、鶏節
[その他] 溶き卵、追い飯付き
[卓上] ブラックペッパー



大好きだった「塩」が休止中で足が遠のいていたが、「まぜそば」が始まったと知り久々に訪問。
「まぜそば」も移転前に食べたきりで、実に6年ぶりになる。
この日は昼20食、夜10食の提供。



11時40分着で5番手、開店時には10名、その10分後には中待ち発生。




久々なのに相変わらず明るく温かいお出迎えを受け、未だ仕切り板が置かれたカウンターの最奥席へ。




市原ご夫妻と男性助手さんの3名態勢。
着席から15分強待って、シンプルな麺顔のご本尊と溶き卵のお椀、ワンタンの皿が届けられた。




■ 麺とタレ、具
自家製の平打ち中太ストレート。
かつての記憶よりしなやかさと弾力、ムッチモチ感が増している。
口どけも早く、こういう系には超ジャストフィットだね。
ひょっとしたらもち小麦でも使っていそうで、個人的には一直線にメロメロ状態。




その麺を浸す多めのタレ、と言うか少なめスープ。
濃いめに割ったカエシとたっぷり鶏油のコンビネーションで、前面で主張する満開の鶏感を、鰹あたりが静かに支えていそう。



タレの旨味と鶏油のコクマロ感に加えて、絡む鶏節が鶏感をブーストし、シンプルな味わいだけどグイグイ引き込まれる。

ブラペを多めに振って、ピシッと引き締まらせるのも絶対有り。




でも具が鶏節だけじゃちょっと寂しいよね。
なんて思いそうだけど、麺の下にはロースと肩ソース?2種のチャーシューとたっぷりの刻みネギが隠れている。
ローストされた極ウマチャーシューが隠されているのは、サプライズ狙いなのか、それとも旨味の底上げなのか。
それは良いとして、ネギは麺に絡めて風味を楽しみたいので、中盤ぐらいまでには全体を天地返しした方が良い。



別皿のワンタンも序盤にタレに沈めて、トロンとさせておこうっと。




■ 溶き卵、追い飯
中盤からは溶き卵を使って、つけ玉風に味変を挟む。
以前からお使いの紅孔雀卵は、その旨味自体が濃密。
そこそこ強いタレの醤油味を円やかソフトに包み込んで、この味変展開もポイント高い。
もう言っておくけど、この溶き卵はラストの追い飯にも活躍する準主役級のアイテムなのだ。



麺が無くなるタイミングで追い飯をコール。
溶き卵に投下してブラペフリフリし、ネギや鶏節まみれの残りダレをザッと空けたら、ベリースペシャルなTKGの出来上がり。




ため息混じりに締められること請け負いである。




■ 感想など
麺+カエシ&鶏油のシンプルな構成ですが、不思議なほどグイッと引き込まれます。
弾力とムチモチ感が際立つ麺にうっとり。
そこにつけ卵からTKGに至る展開が止めを刺します。
久々にいただくまぜそばは、かなりのブラッシュアップでオンリーワンに磨きがかかっていました。
新しい「塩」が早くリリースされないかな。

ご馳走様でした。