拉麺 生姜と肉 @江戸川区 〜「新潟生姜塩拉麺+チャーシュー」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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拉麺 生姜と肉

江戸川区(平井)


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【メニュー】新潟生姜塩拉麺+チャーシュー
【価格】900円+500円

[訪問時期] 2023年9月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+豚/清湯
[味] 塩
[麺] 中太ウェーブ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー4種、メンマ、ほうれん草、海苔、ナルト、ネギ
[卓上] ミル挽きミックスペッパー



一度臨休に振られた「生姜と肉」さんにリベンジ訪問。
三ノ輪にあった「ジョニーの味噌」元店主さんによるお店で、本年7月オープン。
何故に生姜?と思ったら、店主さんが新潟ご出身で、一時は燕市にもお店を出されていたようだ。
11時20分に着くと、道路反対側の西友サイドに5名お並び。
開店時には8名で一順目がちょうど埋まった。




メニューは基本「新潟生姜醤油拉麺」と「新潟生姜塩拉麺」の2種。
大半の方が食べるという「醤油叉焼麺」ボタンは用意されているが、「塩叉焼麺」は無いので、「チャーシュートッピング500円」を買い足した。



奥から詰めて着席すると、ワンオペ店主さんから「次の回になりますのでお時間かかりまーす」と声がかかる。




お陰さまで、卓上敷紙の細かな蘊蓄をじっくりと読ませていただいた(^^;
麺や肉、米、醤油ダレなど、店主さんご出身の新潟県産食材に拘ってお使いのようだ。



店主さんのオペはロット3杯。
チャーシューの切り分けに始まり、麺線を綺麗に整えて多様な具を丁寧に盛り付けるまで、かなり丁寧な作業なので時間はかかる。
着丼までじゃ着席から25分ほど。
「チャーシュー、煮込みが3種類と炭火1枚入ってます」。
もう一面チャーシューだから、整えてた麺線なんて見えませんから💦




■ スープ
スープは若干温めだけど、この時期なら十分に許容範囲。
多めの油と相まってまったりコク深い動物系出汁に、生姜がキリッ!塩気がビシッ喝を入れる感じかな。
動物出汁は地鶏、豚骨、豚肉中心とのこと。
序盤は塩と生姜にやや押され気味に思えるが、何せ大量に入った肉で旨味がどんどん膨らむので、飲み進めるに連れてジャストに振れ、惹きが強まっていく。
好きだなあ、こういうスープ。




■ 麺
新潟産「ゆきちから」をメインに使った、自家製中太の微ウェーブ麺。
ロット3杯で大釜から平ざるで丁寧に麺上げするのに、前後1分近くの時間差が生じていて、私はその3杯目だから案の定ちょい軟らかめ。
ライトなコシからモッチリの多加水食感に、本来ならもう少し弾力が加わるのかな。
個人的にはノープロブレム。



■ トッピング
チャーシューへの拘りがハンパない。
越後もち豚を一頭買いして、日替わり部位で提供しているらしく、この日は肩ロース、ロース、バラ肉3種の煮豚に、ヒレ(テンダーロイン)を吊るし炭火焼き。




煮豚はどれも軟らかでちょい甘めなタレ味が染み、旨味の詰まり方や脂身の蕩け具合に、部位ごとの特長が良く出ている。
1種につき3枚~4枚ぐらいがスープ中にまでギッシリ隠れているようで、食べても食べても下からどんどん出て来るんだよね💦
超嬉しい悲鳴。




店頭の焼豚釜で焼かれた2枚のフィレ肉からは、炭香をまとった旨味がジュワー。
このクオリティと肉量なら、チャーシュー増し500円、計1400円にも大いに納得だわ。
一方でちょい筋っぽい太メンマや、クタッとしたほうれん草は普通レベルのものだった。




■ 感想など
動物出汁に生姜と塩気をビシッと効かせたスープ、もち豚一頭買いによる拘りのチャーシューは、もろ好みに嵌まりました。
総合的にはあの「オランダ軒」の塩にまだ一日の長がありそうですが、都内で余り並ばずにいただけるのはポイント高く、十分代替になると思います。
いすれリピートして生姜醤油もいただくことにします。

ご馳走様でした。