DRIED SARDIN BROTHERS @杉並区 〜「限定⭐️特製鰹昆布水つけ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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DRIED SARDIN BROTHERS

杉並区(高円寺)


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【メニュー】限定⭐️特製鰹昆布水つけ麺
【価格】1300円

[訪問時期] 2023年9月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 煮干し/清湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(220g位、昆布水入り)
[トッピング] (麺)鰹節、大葉、(汁)刻みチャーシュー、ネギ、柚子、(別)チャーシュー2種、メンマ、味玉、海苔
[卓上] 白こしょう、ラー油、昆布酢など



中央線で某店を目指したが、線路内に人立ち入りとかで高円寺で足止め。
仕方ないので、急きょ駅近くの未訪店から当店をピックアップした。
駅前から市場内を通り抜けた「大一市場」は、居酒屋、焼肉、カレー屋からベトナム料理、韓国料理など多国籍でディープな屋内飲食店街。
当店はその西側出入口すぐに立地。




昼前から営業してる店はほとんど無くて閑散としているけど、夜は賑わうんだろう。
11時25分で先待ちなし、開店時には3名。



煮干し店との認識しかなく、券売機の上に表題限定の案内が貼ってあるのを見つけて即飛びついた。




厨房内では店主さんがワンオペで、その所作に淀みなくスムーズ。



待つ間にパラパラと後客が数名入ってくる。
着席から10分ほどでご対麺。




■ 特製鰹昆布水つけ麺
フスマの斑点が目立つやや扁平な中太ストレート。



厨房内には村上朝日の麺箱。
ハリとコシに満ちた弾力感から一転、モッチリ感と風味の溶け出しを楽しめ、先ずこの麺が中々気に入った。




麺を浸すのはドゥルンとかなり粘度高めな昆布水。
合わせた鰹出汁の風味が何とも芳醇で、初動は昆布>鰹なのだが、やがて麺上の鰹節が立場をひっくり返していく。
出汁昆布水も結構経験したけど、ここまで鰹フィーチャーなのは初めて。
薄らと感じる塩気をちょい高めれば、これだけで極上の冷製ぶっかけ麺として十分成立するだろう。
そして麺への絡みがとにかく抜群。



つけ汁煮干しを主役に他の魚介が脇を固めるあっさり淡麗系醤油。
若干だけ鶏の支えも有りそうかな。
カエシ穏やかめだし、妙な甘酸味を加えていないのが好みで、ついついグビッと何度も追い汁しちゃう。



麺を浸すうちに鰹昆布水がどんどん流入して、つけ汁の様相が刻々と変わっていく。
煮干し、鰹、昆布の駆け引きと調和、そのシナジーで次のひと口が楽しくなるね。




つけ汁中に潜んだ刻みチャーシューが何気に嬉しい。



メイントッピングは別皿盛り。
折り畳まれた肩ロースのレアチャーシューは、広げるとかなりの大きさ。
ボリューム感のみならず、味わい的にも上々。
煮豚バラロールは厚み1cm近く、こちらはちょっと汁に浸けるだけでホロッとして来る。
甘めのタレ味が確り染みて美味しいね。




玉子は塩味玉かな?卵黄濃密。
サクコリ食感の太メンマが2本。



麺を食べ終えたつけ汁は、序盤とはかなり異なる出汁感バランス。
もうそのままでも飲めてしまいそうだけど、残った鰹昆布水を投入し、更に鰹感を高めて飲み切った。
フワッと数回、柚子が香ったよ。



■ 感想など
刻々と変わっていく昆布、鰹、煮干しのバランスを存分に楽しめるつけ麺。
麺も好みだし具のレベルも高いので、これは大多数の方が満足するのではないでしょうか。
思いがけずの訪問で巡り合えたことに、取り敢えず感謝。
いずれ汁そばもいただきに上がりたいです。

ご馳走様でした。