MENYA 食い味の道有楽 @柏市 〜「帆限定FINAL⭐️強昆布出し汁からの煮干し蕎麦 ④ 」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA 食い味の道有楽

柏市(柏)


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【メニュー】限定FINAL⭐️強昆布出し汁からの煮干し蕎麦 ④ 追い炊き飛魚+特選和牛ローストビーフ
【価格】3500円

[訪問時期] 2023年8月中旬(休日) 昼
[注文方法] 有無を確認後、食券購入
[スープ] 魚介+鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] (汁)チャーシュー、鴨ワンタン、メンマ、青菜、ナルト、ネギ、(別)たたき風ローストビーフ(薬味付き)



ファイナルの月限定をいただきに。
店前で待っていると、如何にも調子が悪そうな大将が遅れて出勤してきた。
休めば良いのに、予約も入っていたりするから無理して出て来るのだ。



ちょっと遅れて開店したが、1時間も経たずにギブアップし、その後は病院へ行くとのことだった。


そんな中でもオツマミを差し入れて、道有楽でのファイナル宴会も盛り上げてくれる。
感謝しかない。





さて、ファイナル月限定は①スタンダード(1500円)、②+追い炊き飛魚(2000円)、③①+和牛和風ローストビーフ半皿(2500円)、④②+特選和牛ローストビーフ1皿(3500円)。
③と④は20日が最終日の予定とのこと。
一同④をお願い。



■ 特選和牛ローストビーフ
先ずオツマミ用にとローストビーフが届く。
仙台牛のイチボをたたき風に仕上げてあり、サクッと歯が入る軟らかさ。




赤身に詰まった旨味に、差し込んだ脂がジュワッと蕩けて絡んできて、頬っぺた落ちちゃうレベル。
やや甘な醤油ダレとポン酢、2種類のタレをシェアして交互に楽しむ。
何でもキロ3000円の肉で、出血ご奉仕品とのこと。
道有楽で何度も美味しい和牛を食べさせてもらったが、その中でも最高レベルの絶品だった。
当然アルコールも進みまくる。




■ 強昆布出し汁からの煮干し蕎麦(追い炊き飛魚)
暫く楽しむ内にご本尊が登場。




スープ強めに炊いた昆布出汁に煮干しを加え、更に鶏清湯と合わせ、提供直前に追い飛魚(アゴ)するという。
味わい的には煮干しなのだが、アゴの旨味がとにかく鮮烈。
奥底から湧きおこるような昆布の旨味もかなりだし、鶏混合ならではの円やかさと厚みもあるし、とにかく複層感がハンパない。
道有楽らしく穏やかな醤油がスッキリと後押し。
山椒も入っているらしく、後半徐々にヒリッと爽やかな刺激。




は菅野製、平打ち気味の中細ストレート。
加水中程度で、適度なしなやかさと弾けるような咀嚼感を楽しめる。
ひと頃のザクパツ麺より穏やかな、こんな麺が煮干系にも似合いだと思う。




トッピング。
ワンタンは何時もと全然違う形じゃんと思ったら、鴨ワンタンとのこと。
当然美味しいけど、あの餃子みたいな「俺のワンタン」を思い出してちょっと寂しくなる。




道有楽のメンマも好きだった。
スープ中からサルベージしたチャーシュー角煮に寄せたバラ煮豚で、色ほどに濃い味ではない穏やか仕上げ。



ラストは雑炊風に締めてフィニッシュ。




■ 感想など
素材の旨味を詰めまくった、清湯とは思えないほどの重厚感と複層感。
仙台牛の蕩けるようなたたき風ローストビーフ。
道有楽でのファイナル宴会を堪能しました。

8月26日~27日は「道有楽FINAL」としてぶっかけカレーで締め括るとのこと。
無理はしてほしくはないのですが、大将のことだから命削ってでもフィナーレを飾ることでしょう。
それを見届けに参上します。

ご馳走様でした。