麺や 虎徹 @行方市 〜「つけ蕎麦 塩+釜焼きチャーシュー2枚」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

麺や 虎徹

行方市

 

ラーメンデータベースへ

 

 

【メニュー】つけ蕎麦 塩+釜焼きチャーシュー2枚
【価格】1000円+300円
 

[訪問時期] 2023年7月下旬(休日) 昼

[注文方法] 口頭注文、後会計

[スープ] 鶏+しじみ/清湯

[味] 塩

[麺] 平打ち太麺(通常200g→大盛分をシェアで250g)

[具] (麺)釜焼きチャーシュー、ミョウガ、大葉、ネギ、青レモン、(汁)チャーシュー、(別)生海苔、藻塩

[卓上アイテム] 醤油、酢、ラー油、ブラペ、黒七味

 

 

オジサン4名で新登場の「つけ蕎麦 塩」をいただきに。

レギュラーメニューだから何時でも食べられるけど、そりゃ駆け付けちゃうよね。

リリースから2度目の週末10時着で先客なし、開店時でも10名強。

 

 

もう夏場の大混雑が過去のものになったようなのが、有難いやら寂しいやら。

もっとも退店時には10名ほどの外待ちが出来ていた。

テーブル席に収まっても、皆さん2軒目を睨んで、麺量200g(1000円)と300g(1100円)のどちらにするか迷っている。

やがて注文を取りに来られた女神改め天使に、200g×2と300g×2を注文して一律250gに盛ってもらえるか聞いてみたらOKとのことだった!(^^)!

わがまま言って申し訳ありません。

 

 

 

世界一好きな釜焼きチャーシューを2枚追加。

 

 

ほどなく生海苔と薄ピンキーな藻塩の小皿、ややあってセットが出揃った。

 

 

 

■ つけ蕎麦 塩+釜焼きチャーシュー2枚

自家製、平打ち太めなほぼストレート。

加水中程度で、ハリとコシを感じさせながら次第にモッチリ。

微縮れでピロッとしなやか系だった「薬涼」の麺と比べると、やや強めな咀嚼感が特徴だろうか。

麺の食感だけで言えば昨年までの方が好みだったが、噛むほどに滲み出る麺味は最高レベル。

 

 

 

藻塩を振ってやれば微甘な味わいが引き立ってくる。

 

 

そんな麺の強さも、つけ汁に浸けてみると納得する。

ややオイリーブワッと先制する地鶏感と、負けじと湧きおこるしじみの旨味が凌ぎを削る、虎徹さんならではの極上スープ。

両者のバトルと調和は「薬涼」を凌ぐレベルでは?

 

 

 

汁中に沈んだチャーシューから豚の旨味や香ばしさが落ち続け、強さと複雑さは増す一方で、キリッと強めな塩気などものともしない。

こんな旨味の洪水とバランスするには、麺にもそれなりの主張が必要だよね。

 

 

こんもり盛られた薬味は、例年通りネギ、大葉、ミョウガのミックス。

つけ汁に投下して麺に絡めていただくうちに、お代わりしたくなってくる。

それぐらい決まる。

生海苔が投じる磯感も、相変わらず素晴らしい。

 

 

柑橘はどうやらレモンのようで、こちらも麺に搾って爽やかなアクセントを楽しむ。

 

 

釜焼きチャーシューはもう世界一としかコメントしないけど、何だか厚みが増した気がしてボリューム感も申し分なかった。

 

 

 

つけ汁中の薄切りチャーシューも釜焼きなのかな?

こちらも決して侮れない、虎徹さんスタンダードの逸品だった。

極上味玉有難うございます。

 

 

 

ほど良く温度が下がって、しじみ感が攻勢に出てきたつけ汁を数口ごくり。

そしてスープ割りをお願いすると、スタッフさんがポットから鰹主体の和出汁を注いでくれる。

ここで卓上の新アイテム黒七味を試してみたが、これが抜群にフィットしてナイスな締めとなった。

 

 

 

■ 感想など

ラーメン界の夏の風物詩だった「薬涼」のDNAが色濃い、新レギュラーの「つけ蕎麦」を満喫。

全体をシンプルにまとめる一方で、つけ汁や麺にはパワーアップを感じました。

ここ数年ほぼ年2回ペースでしたが、これを機に頻度をちょい上げて、レギュラーメニューの巡回し直しでもしてみましょうかね。

大好物だった「地鶏中華そば」ですら、もう4年近くご無沙汰しているので。

 

ご馳走様でした。