MENYA 食い味の道有楽 @柏市 〜「鴨ねぎ南蛮つけ麺 ③鴨もも串唐揚げ2本付き」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA 食い味の道有楽
柏市(北柏)

 

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【メニュー】鴨ねぎ南蛮つけ麺 ③鴨もも串唐揚げ2本付き
【価格】2500円
 
[訪問時期] 2023年7月上旬(休日) 昼
[注文方法] 有無を確認後、食券購入
[スープ] 鴨/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中太縮れ麺(160g)
[トッピング] (汁)鴨肉、ネギ2種、大根、ゴボウ、メンマ、ナルト、(麺)紅生姜、(別)鴨もも串唐揚げ
[その他] 一口じゃこ飯付き

 

 

月イチ恒例のオジサン会@北柏。
その直前に当店の一旦閉店のニュースが舞い込んだ。
一昨年秋に倒れて以来、人工透析を続けながら営業を続けてきたが、いよいよ医者から「店を選ぶか命を選ぶか」を迫られたとのこと。
8月27日がラスト営業になる。

 

 

ちょっとしんみりしながら乾杯。

 

 

大将からは生ハムサラダと田楽風茄子の差し入れがあり、いつも以上にピッチが上がる💦

 

 

 

さて、今月の限定は「鴨ねぎ南蛮つけ麺」で、鴨手羽元肉入りの①(1500円)がスタンダード、②ももブツ追加は2000円。
更に週末限定で③スタンダード+鴨もも串唐揚げ2本+一口じゃこメシ(2500円)が用意されている。

 

 

一同この③をオーダーし「鴨もも串唐揚げ」はツマミで先出ししてもらったら、これが超絶品。
醤油や酒で調味して一晩寝かせ、焼くと身が締まるので唐揚げで素早く調理したという。
その通り、タレ味が染みた軟らかいもも肉からは、鶏とは次元の違う旨味が後から後から無限に滲み出てくる。
だいたい鴨の唐揚げなんて初めて食べたけど、驚きの美味しさにウーロン

ハイが進む進む。

 

 

 

結構酔っ払ったところで、つけ麺ご本尊が登場した。

 

 

 

■ 鴨ねぎ南蛮つけ麺
は菅野製、平打ち中太のピロピラ縮れ。
確り水締めされたコシと弾力感、喉元をヒンヤリ刺激しながら滑り落ちていく。
清湯ラーメンから濃厚系のつけ麺、汁なしまで、幅広く適応してしまう優れ麺なんだよね。

 

 

つけ汁和出汁や根野菜の滋味をベースに、溢れかえるような鴨の旨味が君臨する和風清湯。
おどらく当店らしく、オーダー後に鴨肉を生から炊いて、フレッシュな旨味を引き出しているのだろう。
穏やかなカエシが、バランス良く鴨感を後押ししている。

 

 

 

つけ汁中には鴨の手羽元肉がごそっと。
これだけの旨味を放出しながらも軟らかく、まだまだ鴨らしい味わいが滲み出る。
鴨南蛮と言えばざく切りネギっぽいイメージだが、このつけ汁には刻みネギを大量に入れている。

 

 

 

麺で底から浚うようにネギを絡め上げ、鴨スープと鉄板の相性に溜め息をつく。
大根やゴボウがゴロッと入っているのも特徴的で、どことなくけんちん汁っぽい和風感を高めている。

 

 

 

時折り紅生姜を麺に絡めてディップし、刺激で口をリフレッシュ。

 

 

ラストはプチサイズのじゃこ飯を1/3ほどそのままで、残りは鴨雑炊風に掻っ込んでフィニッシュ。
大将のこのじゃこも、当分食べれないかと思うと寂しいね。

 

 

■ 感想など
道有楽と言えば○○的なメニューがいくつも有りますが、鴨も間違いなくそのひとつ。
ファイナル鴨を堪能しました。
因みに8月にもFINALの月限定として煮干し+ローストビーフのメニューが予定され(8/5初日)、8月26日・27日の2日間は「道有楽FINAL」としてカレー限定で締め括るとのこと。
透析を受けながら駆け抜ける意気込みの大将を、最終日まで見届けたいと思います。
くれぐれもご無理はなさらぬよう。
 
ご馳走様でした。