ら麺屋 @宇都宮市 〜「塩ラーメンセット」他 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ら麺屋
宇都宮市


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【メニュー】塩ラーメンセット(塩ラーメン+半チャーハン)
【価格】1070

[訪問時期] 2023年5月上旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中太麺(170g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、味玉、チンゲン菜、白髪ネギ、ネギ、ゴマ
[その他] 半チャーハン(漬物・紅生姜)付き
[卓上] ブラックペッパー、醤油、酢、ラー油



GW中に家族で。
EPARKで予約した「麺栞 みかさ」のスロー回転を待ちきれず、急きょ近場で探した此方へ。
幹線から脇道に入った、緑に囲まれた住宅街の一角なのに、12時45分着で外待ち4名の盛況ぶり。



受付簿に記入すれば携帯で呼び出してくれるサービスもあった。




そのまま待つ内に10分少々でテーブル席に案内される。
待つ間にNETを見たら、店主さんは元刑事だそうで、今は二代目も入って頑張っておられるとか。




メニューは喜ラーメン(醤油)と塩ラーメンがメイン。
半チャーハンが付く表題セットを口頭注文し、細麺と平打ち麺から後者を選択した。
因みにこのセットは各々単品で注文するより130円お得になっている。
他に160円お得な「餃子セット」もあり、そちらは娘がチョイスしてシェアした。



着席から10分ほどで半チャーハンが、ややあって塩ラーメンが登場。




■ スープ
鶏主体の動物系を魚介が支えるバランス清湯。
鶏の旨味は強めだが決して今風の醸し方ではなく、円やかな塩ダレとちょい多めな香味油のまったり感との組み合わせで、懐かしさを伴いながら寄せて来る。
あっさりだけど上品すぎない、独特な深み。
レンゲに入り込む白ゴマの香ばしさ。
出汁感とかバランスとかつべこべ言う前に、グビグビと行ってしまいたくなる。




■ 麺
チョイスしたのは多加水平打ちの中太緩ウェーブ麺。
口当たりソフトだが、噛めば強めのコシと弾力からモッチモチのメリハリの効いた食感。
麺味も実にスープと合っていて中々楽しめました。




■ トッピングほか
大ぶりな肩ロースの煮豚チャーシューはホロッと軟らかで、染みたタレ味が塩スープと絶妙にマッチ。


ジャストの瞬間を切り取ったような見事なゼリー状の味玉、これがまた良く出来ている。


連れの頼んだ醤油には味玉は入っておらず、他レポを拝見しても塩だけにデフォで載るらしいから、おそらく何かの拘りをお持ちなんだろう。
これがチンゲン菜の緑と呼応して麺顔が映えるね。
シナシャクの平メンマも含めて、トッピングには概ね満足。




なお、セットの半チャーハンは結構定評あるものらしいのだが、多少味ムラがあったりして、個人的にはまぁ普通。
紅生姜との相性が絶妙だった。
餃子は6個をシェア。
パリッと焼き上げた皮にシャリッと野菜中心の餡が、好みに合致した。




■ 感想など
今風の洒落たラーメンではなく、決して古ぼけてもいない。
変哲無さげなのに味わい深さに引き込まれる、最近ちょっと記憶にないタイプの塩ラーメンでした。
代案で急きょ探したお店だけに、スコア以上に満足感ありましたよ。
この後すぐ近くに見つけた「道の駅ろまんちっく村」に寄りましたが、温泉や温室を含む多様な施設やイベントに凄い人出でした。

ご馳走様でした。