味工房みその 本店 @いちき串木野市 〜「まぐろラーメン」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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味工房みその 本店
いちき串木野市(串木野)


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【メニュー】まぐろラーメン
【価格】990円

[訪問時期] 2023年4月上旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[スープ] 魚介/清湯
[味] 白醤油+塩
[麺] 細縮れ麺(150g位)
[トッピング] 漬けまぐろ、もやし、ネギ2種、カイワレ、糸唐辛子、(別)ワサビ、大根漬け
[卓上] コショウ、ラー油



週末、鹿児島にワープして、ご当地「串木野まぐろラーメン」を狙ってみる。
訪れたのは、元祖としてテレビにも度々登場している「みその」さん本店。




11時45分着、テーブル中心の広い店内は、ざっと半分強の客入り具合。
手前の小カウンターがいっぱいで、座敷上がってすぐの大きめなテーブル席を占有させていただいた。



メニューを見ると、豚骨・まぐろ主軸の各種ラーメン類から中華一品、コースまで多岐にわたる、町の中華レストランっぽい。








シンプルな「まぐろラーメン」を口頭注文。
まず大根漬けが出されるのが、いかにも鹿児島らしい。



厨房は大忙しかと思ったが、以外にもオーダーから5分もかからずラーメンが登場した。




■ スープ
油少なめで暫く湯気が立ち昇る。
まぐろの頭から取ったスープと、鰹主体の魚介スープのブレンドとのこと。
「ねぎま汁」で抱いていたイメージと異なり、厚みある魚介出汁の中からまぐろの上品な旨味が浮かび上がる感覚で、生臭さやクセは全くない。
まぐろのクセを消すために、生姜を含む数々の野菜が活躍していそう。
ちょっと拍子抜けにも感じるが、あっさり基調で非常に飲みやすい。
タレは白醤油と塩イーブン位に思えるが、一応醤油に分類しておく。




■ 麺
自家製の細縮れ麺。
ライトなコシからのモチモチ食感で、良く絡み上げたあっさりスープとバランス取れている。
この形状と食感は、何とも言えぬローカル名物感を出してるね。




■ トッピング
レア状態の漬けまぐろが5切れほど、特製醤油ダレの味がしっかり染みている。
徐々にスープ熱が入っていくので、好みに応じてスープから引き上げておくのもありだろう。
スープはまぐろのクセを抑えているが、この漬けまぐろと合わせ飲めば、いかにも的に変身してくる。
その他の具は茹でもやしと薬味類。
もやしは麺に自然に絡んで、食感のアクセントを加えてくれる。




別皿のワサビは漬けまぐろに付けても良いし、スープに溶かせば絵にかいたようなお茶漬け汁っぽくなる。
これはご飯投下で締めるのも大いに有りだろう。




■ 感想など
まぐろをフィーチャーしたあっさり上品な魚介ラーメン的な一杯でしょうか。
勝手に描いていたイメージとはやや異なりましたが、ご当地感満載で結構気に入りました。
なお、漬けまぐろが「串木野まぐろラーメン」の大きな特徴と言われていますが、店によってはまぐろステーキや竜田揚げで個性を高めているところもあるとのこと。
もし機会があれば、そんなオリジナリティにも触れてみたいです。

ご馳走様でした。