Ramen Afro Beats
新宿区(新宿御苑前)
【メニュー】特上地鶏白湯らぁ麺
【価格】1650円(特上分450円含む)
[訪問時期] 2023年3月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/白濁
[味] 塩
[麺] 中サイズ微縮れ麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー2種、細切りフライドポテト、ネギ、紫玉ねぎ、レモン、ポテトエスプーマ、味玉
[卓上] なし(頼めばプラぺを出してくれるらしい)
昨年かなり衝撃を受けた「Ramen Break Beats」の2号店は、何と泡系鶏白湯。
流行り系な感もあるけど、天草大王を使って「これが本物の鶏白湯だ!」みたいな気概がありそうなので突撃してみた。
10時55分で12番手。。。ギリ一順目か?
5分ほど早開け時には30名以上並んでいた。
入店を微妙にコントロールしているようで、食券購入を経て手前ラス席に着いたのは11時40分頃。
麺メニューは「地鶏白湯らぁ麺」1200円をベースに、味玉付き+200円と特上+450円のみ。
1号店ではチャーシューが美味しかったし、特上にしか入らないエスプーマも試したかったので、それを選択した。
鶏白湯でこの価格帯は初体験。
スタッフは本店店主さんはじめ5名。
店主さんがスープを担当してブレンダーで泡立て、麺上げ担当からは10秒刻みでカウントダウンが入る。
11時48分、真っ白な泡白湯が登場。
■ スープ
天草大王を炊き込んだ白湯スープ、油も天草大王で、有機白醤油入りの塩ダレを合わせている。
初動で感じるのは確かに一般の鶏白湯より太く深く旨味、そして香りの高さで、それを円やかクリーミーな泡が封じ込めているイメージ。
それでもやはり慣れると平坦に思えてくる。
その頃合いでポテトエスプーマを溶かすと、フワッとトリュフが華やぎ、味わい的にはベジポタチックに変身する。
洋風シフトチェンジでまあ面白いが、地鶏の旨味はちょっとボヤけるのが難点。
■ 麺
三河屋製、多加水中サイズの微縮れ麺。
皆さんのレポでイメージしたほど軟らか一辺倒ではなく、ライトな弾力混じりのモチモチ感をフィーチャー。
濃厚スープに何とかついて行っているが、やはりもうちょいインパクトある食感が釣り合う気もする。
■ トッピング
チャーシューは薄めなスライスが大2枚、小2枚ほどに思えたが、食べる途中で千切れたのかも知れない。
ロース直火焼き、肩ロース醤油煮込みの2種類らしく、私の駄舌にはさほど明確な違いは分からなかったが、何れも軟らかく旨味も詰まって流石と思わせられた。
細切りフライドポテトはエスプーマと呼応し、ジャガポタ味変の意図が明確に感じ取れる。
この味変は展開的に助かるけど、ちょっと芸がない気もする。
やがてジャガポタモードにも飽きてくるので、その後はレモンと薬味の爽やかさで凌いだ。
この時は卓上にブラペも見当たらなかったし。
味玉は色鮮やかな卵黄が濃密。
■ 感想など
拘りの天草大王の旨味と香り、調理技術の高さが伝わる一杯。
但し正直なところ、先行する泡系鶏白湯との価格差を埋めるまでの価値を見出すには至りませんでした。
ましてやデフォルトだとジャガポタ味変もないから、尚更じゃないのかなぁ。
それでも話題店、混雑は暫く続くでしょう。
ご馳走様でした。
オープンおめでとうございました㊗️