沼田商店 麺組 @岩沼市 〜「味噌らーめん+あじ玉+おろしにんにく」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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沼田商店 麺組
岩沼市(岩沼)


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【メニュー】味噌らーめん+あじ玉+おろしにんにく
【価格】930円+110円+80円


[訪問時期] 2023年2月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+魚介/清湯
[味] 味噌
[麺] 中細縮れ麺(150g位)
[トッピング] 炒め煮野菜&挽き肉、チャーシュー、メンマ、ネギ、味玉、(別)辛味、おろしにんにく
[卓上] ミックスペッパー



「noodle shop arakawa」さんから此方に移動。
7年半前に「麺組」さんを訪問した時には、先ほどの「arakawa」さんの場所に在り、その後2回移転して昨年9月から現在地で営業している。
9世紀に創建され、日本三稲荷に称されることもある「竹駒神社」の境内で、「たけこま市場」という物販店とスペースを分け合っている。




度々の移転の理由は分からない。
11時40分着、満席で店頭に「だいたいの待ち時間20分」と表示されていた。




表題の食券を先買いし、受付で番号札をもらって店内長椅子で待機。
7年半前に感動した味噌を再食することにする。
因みに現在人気No.1メニューとのこと。




結局着席までは40分ほどかかり、その間にも後続客の待ち時間はどんどん伸びていた。



更に15分強待って辛味と共に登場。
以前の味噌とは仕様が変わったようだ。




■ スープ
厚めなラード下のスープは、以前より濃度が上がった気がする。
初動で味噌の甘さにハッとするが、程なく慣れると今度はじんわりと辛味。
動物系の旨味をベースに、魚介がじんわりと立ち上ってきて、分厚く振り幅の大きな複雑性で楽しませてくれる。
以前は王道の札幌系のように思ったが、今回は結構個性を感じ、追加したニンニクを投下するとますますコクと引きが強まる。
「麺組」系味噌のシンボルだと思っていたすりゴマがかかっていなかったのが、個人的にはちょっと残念だった。




■ 麺
加水やや高めの中細縮れ麺で、形状・色合い共に札幌あたりでお見かけするタイプと良く似ている。
以前はもっと太いプリモチ麺だったような。
とは言え、スープの持ち上げよろしく、そこそこ硬めに茹でられたシコモチ食感は、このスープには鉄板の相性。



■ トッピング
野菜はもやし、玉ねぎ、にんじんを、挽き肉と共に炒め煮したもの。
クタっとなる直前の、スープが馴染みかつシャキ感も残したジャストな加減で、以前よりボリュームアップした印象。




チャーシューは大きな肩ロースの煮豚で存在感があり、食感や旨味もまずまず。
味玉もほっこりするような甘旨味で美味しい。
以前は無かった細メンマが添えられている。
別皿の辛味は元々スープに入ったピリ辛と同じものらしく、味わいを変えぬまま刺激が強まった。





■ 感想など
炒め野菜以外は全て以前と変わったんじゃないでしょうか。
個性が強まったところ、逆に失われたところ両面ありましたが、総じて大変美味しい味噌らーめんでした。
すりゴマと炭火焼きチャーシューの存在がシンボリックだったので、両者が抜け落ちたのはちょっと寂しいですけどね。
ご馳走様でした。

この一杯で青森・宮城遠征は終了。
皆さん、お疲れさまでした。