中華そば 榮田 @柏市 〜「特製塩そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 榮田
柏市(柏)


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【メニュー】特製塩そば
【価格】1200円(特製分300円含む)

[訪問時期] 2023年2月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー3種、メンマ、味玉、海苔、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、おろしニンニク



またまたに、今度は「多賀野」さんご出身の有望新店。
オープン翌日、初週末の1時間前着であれ?誰もいない?と思ったら、店横の陰スペースに既に6名。
この日はまだ記帳制になっていなかった。

2名連れもお出でだから、席数に照らすとギリ一順目に入れるだろうか?




因みに細かい字が見えないので、店に来るまで「柴田」だと思い込んでいたのはナイショ💦



待ちスペースが寒くて、エアコン室外機を避けないと冷気で足が凍える。 

 

定刻開店時には30名ほど。



タッチパネル式券売機は「らーめん」と「つけそば」のページに分かれているが、提供はまだらーめんのみ。




「多賀野」さん系では初めての「塩」を特製でチョイスすると、期待通り一順目ラスイチで、しかも大テーブル席に滑り込んだ。
お冷やとウェットティッシュ等はコーナーからセルフで。




スタッフは店主さんご夫妻と、2名のお若い女性はどうやらお嬢さんたちっぽい。
ちょっと提供順番の前後とかあったけど、お詫びしてくれたし、ご家族で奮闘されている様子を見ているホッコリ感で気にならない。
そんな訳で着席から20数分たって、店主さん自ら届けてくれた一杯。
丼も、海苔をフワッと被せる盛り付けも、出身店そのままに思える。




■ スープ
着丼と同時にフワッと煮干しが香り立つのは、出身店同様に追い煮干しされているのか。
先行する煮干し魚介を鶏豚が包み込む複層感。
コクをもたらす微細な背脂。
余韻にまた煮干しのビターなアクセントが戻って来るところまで、かつての自分の「多賀野」さんのレビューと同じ展開だった。
こりゃ美味しいや。
ただ具沢山なこともあって、後半やや塩気の高まりを感じた。




■ 麺
自家製の細めなストレート麺で、先行レポによれば小麦胚芽入りだとのこと。
加水率低め、癖になりそうなライトなザクムギュプツン感で、麺味がスープにピタッと嵌まっている。
不思議なほどダレも少ない。
中々素晴らしい麺だと思ったが、しなやか多加水麺でも食べてみたい気がする。



■ トッピング
特製は3種5枚のチャーシューが圧巻。




2枚のバラ肉は適度な歯応えに旨味が詰まり、トロンとした脂身とのバランス良い仕上げ。
モモ肉も2枚、こちらは吊るし焼きらしく、燻製香をまとった肉汁が堪らん。
肩ロースの低温調理はでっかいだけでなく、厚みも1cmはあるボリューミーなもの。
ほど良く熱が入ってもパサつかず美味しかった。




緩めの卵黄の旨味が口内に広がる味玉、ソフト食感の太メンマ。




■ 感想など
「多賀野」さん系では初めての塩を堪能。
スープを始め、本山や「笑歩」さんや「とんちぼ」さんといった同系店とも似た印象で、同じDNAが色濃く受け継がれているのが良く分かりました。
まだまだ伸びそうで今後が楽しみです。
ご家族(おそらく)での切り盛りにも心温まりました。

オープンおめでとうございました㊗️
ご馳走様でした。