度小月 台南本店
台湾・台南市
【メニュー】擔仔麺(小)
【価格】ランチコースの内の一品(単品だと50元≒230円程度)
[訪問時期] 2023年2月中旬(休日) 昼
[出汁] 海老/清湯
[味] 醤油+ニンニク、酢
[麺] 中細麺(50g位)
[具] そぼろ肉、海老、もやし
台湾名物「担仔麺」(タンツーメン)の発祥店。
当店の創業は1895年というから、ちょうど日清戦争後の下関講和条約で台湾が日本統治に変わった年。
名古屋の「味仙」の台湾ラーメンは、50年ほど前に台湾出身の店主がこのタンツー麺を激辛にアレンジしたのが最初と、同店のHPに紹介されている。
今回はランチコースの一品としていただいたが、単品だと同じ「小」が50元、倍ほどの「大」が90元(約400円)で楽しめる。
因みにそのランチコースは、擔仔麺の他に…。
カラスミ
このラインナップで2000円強とお値打ち。
どれも美味しく大満足だった。
■ 擔仔麺
入口右手に屋台のようなカウンター席があり、次々入る擔仔麺のオーダーをそこで調理して捌いている。
「小」は小ぶりな丼?大きめな茶碗?で登場。
台湾の担々麺とも言われるが、スープは辛くない。
海老出汁に具のそぼろ肉の煮汁が合わさったような、ちょいオイリーだけどコク深い醤油清湯。
そこにニンニクを効かせ、僅かな酸味でスッキリまとめていている。
中々美味しい。
麺は中細サイズのストレート。
日本風に言えば、ちゃんぽん麺を細めにして、ボソ感の少ないもっちり中華麺に寄せた感じ。
麺量は50g~60g程度だろうか。
お代わりして2杯いただいた(笑)
因みにビーフンバージョンで注文することも出来るようだ。
トッピングは甘辛く煮たそぼろ肉、茹でもやし、真ん中にチョコンと小海老。
本来はパクチーが入るようだが、事前に分かったので抜いてもらった。
卵や肉類を載せた豪華バージョン(笑)もある。
■ 感想など
辛味もなく八角も香らず、パクチーも抜いたので、あっさりスッキリかなり食べやすい。
一品料理も美味しいので、台南に行く機会があれば是非推薦したいです。
因みに入り口には渡辺満里奈もオススメしてるポスターが貼ってありました。
台湾ラーメンの遠い祖先に出会えた満足感、良い経験となりました。
まあ、ヘタレな私には日本の台湾ラーメンは無縁ですけどね(笑)
ご馳走様でした。