中華蕎麦 柳
松戸市(北小金)
【メニュー】特製中華蕎麦 塩
【価格】1250円(特製分300円含む)
[訪問時期] 2023年1月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中麺(160g)
[トッピング] チャーシュー4種、メンマ、海苔、ネギ2種、味玉
[卓上] 胡椒、一味
プチ手術からのラーメン解禁日、北小金の新店へ。
綾瀬の「陽はまたのぼる」ご出身。
駅から3分強、夏は紫陽花、秋は紅葉で有名な本土寺の参道脇にある。
週末10時45分着で9番手、ギリ一順目を確保かな。
店前の木製ベンチに6名、その後は歩道の車道側に並ぶ。
ほぼ日が当たらず寒いが、ホッカイロとお茶が用意されているのが何とも有難い。
メニューは基本中華蕎麦の「醤油」、「塩」、「柳」3本立てで、券売機には3月頃から「昆布水つけ麺」を販売と書かれている。
パンチが有りそうな「柳」が気になるが、脂っこいものは避けるように言われているので「塩」を選択。
でも評判良いチャーシューを楽しみたいから特製に、という勝手な線引き(笑)
店内は気持ちゆったりめなカウンター7席+4名卓ひとつで、一順目には10名が収まった。
お若い店主さんが麺・スープを担当しながらチャーシューを都度切り、奥様らしき方も盛り付けを手際よくヘルプしながらちゃっちゃと動き回っておられる。
2杯→2杯→3杯と来た後の4ロット目、着席から15分ほどでご対麺となった。
■ スープ
着丼と同時に節がフワッと香り立つ。
飲んでみても先行するのは魚介で、濃密な鶏感がそれを包み込んでいくイメージ。
鶏も魚介も出汁感ビンビンに競り合っているから、その複層的な展開に頬は緩みっ放し。
素材は鶏・節・貝と紹介されており、貝は序盤は下支え的ながら、後半余韻に絡んで存在感が増して来る。
やや強めに攻める塩気に、出身店のDNAを感じるかな。
■ 麺
加水低めな中サイズのストレート麺。
厨房内には東京製麺の麺箱が置かれていたが、有りそうだけど初対麺かも知れない。
ライトなムギュパツ感から、後半はややソフトに転じてスープとの馴染みが高まる展開。
際立つキャラではないが、決して埋もれることはない。
■ トッピング
説明によると、デフォ具は肩ロース吊るし焼き、バラ吊るし焼き、海苔1枚(+メンマ、ネギ)で、特製になると肩ロースの吊るし煮、豚バラ軟骨煮、味玉、海苔2枚が追加になるとのこと。
4種のチャーシューは何れもメッチャウマ!
特に吊るしは各部位のキャラが良く出た食感に、炭香混じりの旨味が堪らない。
「吊るし煮」???初耳ワードだが、正直私には吊るし「焼き」との違いが分からない💦
ググッてみても見当たらず、いったい何なんだろ?
微甘な味付けの豚バラ軟骨煮は、コリトロ入り混じる食感がクセになる。
やや緩めながら実に味わい深い味玉、サクコリメンマ、青白2様のネギなど、他の面子も手抜かりない。
此方に来られたら、一度は特製を試してみていただきたいと思う。
■ 感想など
「麺処 晴」→「陽はまたのぼる」と続いた煮干しを敢えて封印し、鶏魚介で勝負の新店。
これがメチャ旨いし、店主ご夫妻の作り出す雰囲気も心地良いから、間違いなく流行り続けるでしょう。
このエリアに久々に登場した有望店に、もう既に地元リピーターが付いている様子です。
並びは中々落ち着きそうにありませんが、「柳」や3月頃リリースという「昆布水つけ麺」も狙ってみたいですね。
開店おめでとうございました㊗️
ご馳走様でした。