らーめん はな火屋 @新宿区 〜「味噌葱らーめん(並)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らーめん はな火屋
新宿区(西武新宿、新宿西口)


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【メニュー】味噌葱らーめん(並)
【価格】950円(ネギ増し分150円含む)

[訪問時期] 2023年1月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨/清湯
[味] 味噌
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、ネギ2種、メンマ、海苔、焦がしネギ
[卓上] ブラックペッパー、一味、酢、辛味



参拝の後、未訪のままだったお店へ。
以前の記憶と場所が微妙に違うと思ったら、3年ほど前に道路二筋ほど移転されたようだ。
確か移転前は「柳麺 はな火屋」という「ちゃぶ屋」系らしい店名だった。
11時40分で先客3名。




麺メニューは基本醤油らーめん、味噌らーめん(辛味噌に変更可)、つけ麺、味噌つけ麺の4種類で、夜限定で背脂げんこつらーめんを提供している。
どのメニューも中盛・大盛同額で小食派は割りを食うパターンだけど、元々の値段も抑えているから、今の時代に頑張られている感のほうが勝る。



すっかり身体が冷え切っていたので、ネギトッピングの味噌らーめんボタンをポチって右奥の席へ。

「辛味噌にもできますが」と言われたが、普通のままでお願いした。



厨房から炒め音は聞こえないので、丼で合わせる作り方のようだ。
着席から5分ほどでご対麺。




■ スープ
赤味噌メイン、香り高く味噌感たっぷりの味わいを前面に出し、それを豚骨っぽい動物出汁が重厚に支えている。
時折りレンゲに混ざる焦がしネギが、ビターなアクセントを付けながら香ばしさもブーストさせる。
僅かに浮かぶ背脂やフワッと香る生姜、具のネギからのエキスも加わって、複雑性とコク深さは十分。
見た目よりさらっとしていて塩気もほど良い加減だから、スイスイ飲めてしまう。




■ 麺
菅野製の平打ちウェイビーな中太麺。
味噌に平打ち麺を合わせるなら、歯応え確りめな手もみタイプが一般的だと思うのだが、この麺はピラッと薄手で食感も優しめなので、このままではスープと比較してちょっと大人しい感じもする。
但し、シャキッとしたネギを絡めて食べる食感対比は面白い。




■ トッピング
粗めに斜め切りされた大量のネギは特段の味付けなく、ネギ油あたりでさっと和えた感じだろうか。
ナチュラルな風味と食感が味噌感たっぷりなスープと絶妙にマッチして、清涼感も届けてくれる。



否応なしに麺に絡みつくので、ラーショに通じるような感覚もある。
結構な活躍ぶりだった。



大ぶり肉厚なチャーシューは、スープに浸しておく内にホロッと箸先で崩れる軟らかさに変身。



シナシャク食感のメンマは、ちょい濃いめな味付けがアクセントになる。



■ 感想など
豚の旨味や焦がしネギ風味を引き立て役に、赤味噌の美味しさを存分に味わえる一杯。
食べる機会の多い札幌系味噌とは違う魅力がありますね。
欲を言えば、卓上にニンニクでもあれば更に盛り上がったでしょう。
タイミングが合えば、夜限定の背脂げんこつも狙ってみたいと思います。

ご馳走様でした。