手打ち 蓮
練馬区(森下、両国)
【メニュー】塩海老わんたん麺
【価格】1130円(ワンタン分250円含む)
[訪問時期] 2022年12月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏+魚貝+冬菇/清湯
[味] 塩
[麺] 手打ち手もみ極太麺(160g)
[トッピング] チャーシュー2種、穂先メンマ、海苔、ほうれん草、ナルト、ネギ、海老ワンタン
[卓上] コショウ
店主さんが腰痛で麺が打てず数日店を休まれていたが、めでたく復活その初日。
11時着でポール、店先には胡蝶蘭に囲まれた4脚の待ち椅子がある。
じんわりしてしまった店主さんのTweet。
大きな黒板に手打麺やタレ、お米についての説明書き。
厨房内ではワンオペ店主さんが「まず2杯作ります」とお母様に伝えて、調理を始める。
真剣な表情だけど、何だかほんわかしてしまう。
着席から5分強でご対麺。
■ スープ
スープはライトな動物系ベースに煮干しや節系がバランス。
塩ダレに冬菇と貝柱が入っているらしく、じんわり優しめな和風出汁感の中をその両者が伸びていく。
スープが薄い褐色に染まっているのは冬菇の影響だとか。
尾久の「中華そば 竹千代」さんで感じたイメージに似ているかな。
やや高めの塩気で、インパクトある麺を確り受け止める、
具材から落ちてくるのか、後半徐々に醤油の香りを感じるようになるのだが、個人的には元々のスープの方が好きだった。
■ 麺
この一杯のハイライトは、何と言っても手打ち、手切り、手もみによる極太縮れ麺。
北海道産の「和華」と岩手県産「もち姫」をブレンドし、加水率は40%以上。
超多加水という訳ではないし茹で加減もあって、先発の手打ち店より噛み応えがあるが、それでも弾力とモチモチ感はうっとりレベル。
滲むような小麦の甘味もハンパない。
もし可能なら、個人的に次回は「ちょい軟らかめ」コールをしてみたい。
■ トッピング
トッピングは多彩な面子。
チャーシューは大小合わせて3枚、しっとりモモ肉と、蕩けるような脂が差しているのは肩バラかウデ肉だろうか。
薄皮チュルンの海老ワンタンも3個。
口に入れると胡麻油風味がジュワッと広がり、餡は海老のすり身と予習していたが小海老もそのまま入っていて、これも中々美味しかった。
スープの染みたほうれん草も印象深い。
■ 感想など
全体的にかなり満足度の高い一杯ですが、やはり麺のインパクトが群を抜いてます。
チャーシューも逸品。
全体バランス含めてまだまだ伸びしろがあるように思え、逆にそこが凄いところでしょう。
暫し間を置いて、また戻ってきたいお店です。
オープンおめでとうございました㊗️
ご馳走様でした。