うずとかみなり @藤沢市 〜「味玉 塩RAMEN」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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うずとかみなり
藤沢市(本鵠沼)


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【メニュー】味玉 塩RAMEN
【価格】1250円(味玉分150円含む)

[訪問時期] 2022年7月下旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、海苔、ネギ、ぶぶあられ、味玉
[卓上] なし



平日休みの日、宿題店が溜まった湘南エリアへ。
移転後初訪問、2年半前に旧店「RAMEN 渦雷」に行って以来になる。
平日だから予約なしでもそれほど待たないだろうと思ったが、せっかくなので後学のために、前日ネット予約を体験してみた。
デポ1000円プラス予約手数料100円が必要。
集合時間11時半の5分前に着いてスタッフに申し出ると、食券先買いを案内され、この時にデポ1000円を返却してくれる。
食券や入店は予約客が優先のようだ。



メニューは2年前に休止中だった「塩」を、味玉付きでチョイス。



因みに、到着時点で11時半の回は予約3名と当日記帳5名で埋まっており、次の11時50分にはまだ2名分の枠が残っていた。



藍色とグレーに渋く染められたような、シックでスタイリッシュな店内。
カウンターに仕切りはないが、席間を広めに取っている。




着席から5分ほどで、イケメン店主さんの手によってRAMEN登場。




■ スープ
蘊蓄によれば、スープは黒さつま鶏、瀬戸内産煮干、羅臼昆布が主軸。
塩ダレにはホタテエキスをメインに鶏節、羅臼昆布などを濃縮し、ぬちまーすを中心としたブレンド塩を合わせているらしい。




コク深い鶏の旨味に一歩引いて魚貝が絡み、駆け引きと調和を繰り返す。
その旨味の強さと深みもさることながら、後を引く余韻の長さは、記憶の中の醤油を凌ぐ溜め息レベル。
円やかながらジャストなキレ味を届ける塩ダレとの、絶妙なバランスも特筆すべきだろう。
それだけに特に序盤は、レンゲに混ざり込むぶぶあられの香ばしさが、若干邪魔に感じられる気もした。



■ 麺
錚々たるブランド小麦を配合した、自家製の細ストレート麺。
滑らかしなやかで、とかく軟らか麺と括られそうだけど、明確に感じる弾力性。
溶け出しの早い麺味がスープと絶妙に馴染む。
神奈川にはこんな私好みの麺を食べさせてくれるお店が幾つかあるが、此方も間違いなくそれに加わる。




■ トッピング
2枚のチャーシューはバラロールとロース、いやモモ肉だろうか。
前者は旨味の詰まった赤身と蕩けるような脂身のバランスが良く、後者はしっとりジューシーで肉質の良さが伝わるもの。




その下にはメンマが隠れている。



トロリと流出タイプの味玉は、卵黄の味わいが濃密なだけに、もうちょい硬めな状態で食べてみたかったかな。
麺顔を華やかに彩るぶぶあられは、香ばしいアクセントにもなるし、逆にそれが不要に感じたりと、功罪両面あるように感じた。



■ 感想など
移転を機になのか、2年前の「味玉醤油」より250円ほど値上げしていたようですが、ダイニングバーのようなお洒落な店舗で、この美味しいラーメンを食べさせてもらえるなら文句はありません。
特にスープと麺はど真ん中に近かったですね。
因みに、本鵠沼駅周辺には初めて来ましたが、すれ違いに気を遣うような狭い車道しかないので、電車利用をお勧めします。

ご馳走様でした。