MENYA 食い味の道有楽 @柏市 〜「7月限定⭐️冷しトロロ 潮貝汁 ③(鴨ロースセット)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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MENYA 食い味の道有楽
柏市(北柏)


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【メニュー】7月限定⭐️冷しトロロ 潮貝汁 ③´(増量なしの鴨ロースセット)
【価格】2500

[訪問時期] 2022年7月下旬(休日) 昼
[注文方法] 有無を確認後、食券購入
[スープ] 魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(180g位)
[トッピング] (麺)トロロ芋、うずら、青海苔、チャーシュー、鶏チャーシュー、(汁)蛤、タラの芽の葉、(別)鴨ロース、ネギ



月イチ恒例のオジサン会@北柏。
先ずは乾杯。
大将から差し入れのレンコン揚げや朝採れとうもろこしをツマミに杯を重ねる。




今月の限定はトロロの盛りそば+冷やし貝つけ麺の合わせ技。
①スタンダード(1500円)、②麺・トロロ芋・貝つけ汁5割増(2000円)、③は②に鴨ロースが付くセット。
因みに麺はスタンダードで160gだとか。
アルコールとおつまみ料理で腹が膨れてるけど、鴨は外せない。
そんなオジサンたちのために、大将が特別に「増量なしで鴨ロースが付くバージョン」を作ってくれた。


■ 冷しトロロ 潮貝汁
それでも鴨ロースを先出ししてもらって、アルコールが止まらないオジサンたち。
この鴨ロースが何時もながらの絶品。
今はレアな鴨ロースを出すお店も増えて、どこもそこそこ美味しいけど、やはり道有楽の鴨は別格。
良い鴨を仕入れてるのはもちろん、厚み、旨味、煮汁の味付け、全てにおいて私の中のスタンダードが道有楽になってしまっている。
年末に買っていくと、家族にもメッチャ喜ばれる。




暫くして麺とつけ汁が登場。




はフスマの斑点が目立つ中細ストレート。
ボソムギュの食感は蕎麦に近いし、増してやトロロを絡めてズボズボ啜れば、余計に雰囲気が出て来る。
食べ心地はほとんどトロロ蕎麦、抜ける小麦の香りで我に帰る感じかな。
大将に確認してないけど、粘りと風味からすると芋は自然薯かも知れない。




麺上にはパストラミ風の蒸し鶏と、塊状のチャーシュー。
チャーシューは角煮のような形状と甘ジョッパ味付けなのだが、確りめの歯応えがアクセント。




つけ汁は蛤感が溢れかえる、正に冷製潮汁。
昆布等を支えに蛤を炊き込んだ旨味が、舌にジンと響くようなレベル。
そこそこシンプルそうだけど、この強さと深みには和料理の奥義を感じる。




ちょい強めの塩気が冷やしにピッタリだし、蕎麦ライクな麺とのバランスが良い。
麺はそのまま浸けるのも悪くないけど、トロロ芋をたっぷり絡ませると、つけ汁の吸着も格段に良くなって蛤感がモロに押し寄せる。



つけ汁中にはでっかい蛤が2個。
この蛤を頬張ってたまに追い汁するだけで、ウーロンハイ1杯行けちゃう(笑)
因みに真の③では蛤も3個に増量される。
見慣れないリーフはタラノキの若葉だとか。



麺量は160gってことはないでしょ💦
200g近くあった感覚で、腹パンと格闘しながら、〆の冷や雑炊までしっかりいただいた。



■ 感想など
風味高い麺とトロロ芋、蛤の潮汁仕立てのスープ。
流行の貝出汁だけど、当店ならではのこんな和のアプローチは他店では見かけないし、それが飛び切りの蛤感と来てます。
暑い日に五臓六腑に染み渡りました。

ご馳走様でした。