中華そば やま福 @大田区 〜「中華そば(しお)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば やま福
大田区(蒲田)


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【メニュー】中華そば(しお)
【価格】800

[訪問時期] 2022年7月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、海苔、ネギ2種
[卓上] ミル挽きBペッパー



「宮元」さんが思いのほか早くクリアできたので、近場のBM店でもう一杯。
徒歩3分ほどで開店数分前に到着、定刻開店時の待ち客は3名。



店頭にはTRYしお部門新人賞受賞のポスターが掲示されている。
居酒屋さんで提供していたラーメンが好評で、専門店を立ち上げたと聞くけど、大したものだ。



メニューはあっさりタイプの中華そばとこってり系濃厚中華そばで、各々に醤油と塩。
限定ボタンも並んでいるが、この日は×印だった。
「鶏と貝出汁」と書かれた中華そばを、当然「しお」でチョイス。



案内されたカウンター席は、仕切りはないものの、席間が広めだからノープロブレム。




茹で麺機の真ん前なので、アクリル板を通して微妙に熱気が伝わってくる💦
@3杯作り、5分かからずにご対麺。




■ スープ
初動では鶏油と相まった鶏の旨味が口いっぱいに広がり、やや遅れて貝の旨味がじんわり絡んでくる。
鶏はガラに丸鶏、貝はホンビノスをお使いのようだが、ブワッと攻める感じではなく、ふくよかに染み渡るような感覚。
出汁感が弱いということではなく、むしろ強めなんだけど、極めて上品にバランス良く重ねてあり、スープの温度低下につれて複雑な魚介感も現れてくる。
味わい深く余韻も長く、グッと引き込まれるスープだね。




■ 麺
菅野製の中細ストレート麺。
やや加水を抑えた麺で、前半は軽やかな咀嚼感と歯切れを、スープを吸ってしなやかさを増すにつれ、スープと麺味の交わりを楽しむイメージ。
こんな多様な表情の麺は、食べていて楽しくなる。




■ トッピング
チャーシューは肩ロースっぽい豚と鶏ムネ肉で、どちらも低温調理。
「宮元」で絶品肉を食べた後だから割りを食っちゃうかな。。。なんて思っていたらとんでもない。
どちらも肉厚で、軟らかくも肉らしさを引き出した食感、旨味共に申し分ない出来栄え。



メンマ、海苔も手抜かりない。



■ 感想など
鶏一辺倒の清湯はちょっと食傷気味なのですが、ホンビノス貝の活躍が明らかに異なる味わいを作り出してますね。
居酒屋離れしたスープ&麺と、居酒屋ならではのレベル高いトッピング。
評判通りの珠玉の一杯、遅ればせながら、堪能しました。

ご馳走様でした。