煮干しつけ麺 宮元 @大田区 〜「限定⭐️特製冷やし煮干しそば(塩)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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煮干しつけ麺 宮元
大田区(蒲田)


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【メニュー】限定⭐️特製冷やし煮干しそば(塩)
【価格】1260円(特製分330円含む)

[訪問時期] 2022年7月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 煮干し/混濁
[味] 塩
[麺] 極細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、味玉、海苔、玉ねぎ、三つ葉
[卓上] 一味、山椒、ゆず粉、酢

★常時提供されているメニューではありません。



先日の「晴」に続いて、此方へも超久しぶりに訪問。
オープン当初から何度かローテしていたが、ひと通り食べて「次回は塩が出たら」と思ってから足かけ7年。
その間に塩はリリースされたけど、今度は私の煮干し飽きと尿酸値事情が生じて回避が続き、気付いたら今更行くのが気恥ずかしくなってしまっていた。
開店15分前で3番手。
因みに開店時には10名ほど、11時20分退店時には外待ち15名。




今回は今週いっぱいで終了するという冷やニボを、課題の塩でいただくことにした。




店主さんに声がけすると、以前と全く変わらない宮ちゃんスマイルに救われる。
厨房内では店主さんが麺上げから氷水できっちり締め、つけ麺みたいに手櫛で麺線を整えて、スープ中に盛り付けていく。
「一燈」時代からの所作そのままに、提供前に確りスープの味見。




着席から7~8分、屋号入り割り箸とレンゲがセットされた木盆にのせて、冷やニボ限定が登場した。




■ 冷やし煮干しそば(塩)
ニボグレ―なスープと言うけど、こんな綺麗なセメントグレーは中々見かけない。
塩だからこその色合い。
キンキンに冷やされてもなお煮干しの旨味爆発レベルで、おそらくニボ100%、油も植物性ベースのニボオイルかな。
塩気はやや高めながら尖りを感じさせない、宮元店主ならではのバランス良く攻めた煮干し。
身体中に染み入りながらクールダウンさせてくれる感じで、覚醒するような美味しさですな。




は博多系のような低加水の極細ストレート。
この限定専用の麺らしいが、これも自家製なんだろう。
スープが抜群に絡んで、キュッと締まった麺肌がセメント色に染まっている。
ハンパないムギュパツ感から、喉をヒンヤリ落ちる感触が堪らないね。




チャーシューは豚・鶏2種の低温調理で、どちらも素晴らしい出来栄え。
特に2枚の豚モモ肉は、しっとり感も旨味も「飯田商店」に匹敵するレベルだと思う。
軟らかさとほど良い引き締まりを感じる極上鶏ムネ肉は、スープ中にも何枚か沈んでたぞ💦




ジャストな味玉の甘味が、塩ニボスープとナイスコントラスト。
玉ねぎはアーリーレッドとの混合かな。




■ 感想など
凶暴そうな色とは裏腹に、スッキリ染み入るような極上冷やし煮干しを堪能。
昔の「宮庵」時代からのレポを見返してみましたが、宮元店主の冷やニボは初体験でした。
チャンスは今週末まで、ぜひオススメしたい逸品です。
涼しくなった頃にでも、懸案の温かい塩煮干しそばもいただきに上がります。

ご馳走様でした。