麺響 万蕾 @松戸市 〜「限定⭐️蜆昆布水つけSOBA 背脂ver. +味玉」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺響 万蕾
松戸市(みのり台)


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【メニュー】限定⭐️蜆昆布水つけSOBA 背脂ver. +味玉
【価格】1000円+100

[訪問時期] 2022年5月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 魚貝/清湯+背脂
[味] 醤油
[麺] 中細麺(200g強位)
[トッピング] (麺)チャーシュー、鶏チャーシュー、三つ葉、水菜、味玉、(汁)刻みチャーシュー
[卓上] コショウ

★常時提供されているメニューではありません。



当店で未体験のつけ麺を狙って久訪。
GW前半に提供されていた「蜆昆布水のつけSOBA」のアレンジバージョンらしい。
11時10分で3番手、5分早開け時で7名。



券売機下段の「味玉限定¥1100」ボタンをポチり、可愛らしい助手さんに渡すと、目が合った高野さんがもう怖い💦
何せ9か月ぶりだから。



静かに着席してじっと下を向いて反省のポーズしてたら、高野さんが笑顔で話しかけてくれた(笑)
カウンター上にアクリル板が置いてあるのに、なおかつ1席飛ばして着席させて万全を期すのは変わっておらず、実用席は5つ。カナ?



着席から7~8分で、当店で初めて見るつけ麺が登場した。




■ 蜆昆布水つけSOBA 背脂ver.+味玉
は菅野製、全粒粉入り細めなストレートで、おそらくレギュラー麺と同じだろう。
加水率を抑えて硬軟入り混じる表情豊かな麺なのだが、今日の様に水締めすると、ザクプツッとした小気味良い咀嚼感が冴える。




麺を浸すのは蜆出汁を合わせた昆布水。
むやみに粘度を高めず、昆布の旨味を背景に蜆感をジンと効かせてある。
塩でも振ってそのまま食べたくなるね。



麺上には豚・鶏のレアチャーシューと薬味、追加した味玉。
高野さんのチャーシューは今までも優れものだったけど、更に磨きがかかっているようだ。
厚みを増して更に肉肉しさを感じる豚肩ロース、軟らかくもキュッと引き締まった鶏ムネ肉。
半熟度ジャストの味玉は卵黄にタレ味が良く染みたホッコリ系。



つけ汁煮干と貝のビターな共演を醤油が穏やかに包み、おそらく当店の汁そばと同じようなスペックがベースだと思われる。
こちらも蜆を使っているのかな?
そこに液状&プルトロな背脂が想定外に厚く張られ、当店でこれほどこってりしたスープはお目にかかったことがない。
月並みに言えば、燕三条系スープをつけ汁にしてちょい洗練したようなイメージ。



汁中には短冊形の解しチャーシューも沈んでいて、時と共に豚感がニボ感と拮抗していく展開が絶妙なのだ。
もちろん蜆昆布水が染みた麺との相性も良い。




ラストは残った蜆昆布水でスープ割り。
豚と魚貝の複層感が鮮明に蘇る濃厚スープがこれまた美味しい。
全て注いでジャストぐらいだから、良く計算されている。 



■ 感想など
「煮干と貝の和風出汁らーめん」を謳う当店で、初めて感じた豚感、それもドキッとするほどの濃厚背脂。
スープ割りを飲み干しながら、こりゃ冬場にラーメンとしても食べてみたいと思いました。
こんなイメージ一新の限定も、たまに期待しちゃいますね。
高野さん、また伺いますから。

ご馳走様でした。