湯の台食堂 @秋田県にかほ市 〜「限定⭐️小砂川産アオサ白湯中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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湯の台食堂
にかほ市


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【メニュー】限定⭐️小砂川産アオサ白湯中華そば
【価格】1200円

[訪問時期] 2022年4月中旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[出汁] 鴨/白湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中太麺(120g)
[具] アオサ、鴨ロース、鴨ハツ、メンマ、ネギ、生姜
[卓上] Bペッパー、一味



遠征2日目は秋田県にかほ市の「湯の台食堂」へ。
店主さんは「麺や七彩」のご出身、それ以前は松戸の「雷本店」にもいらしたとのこと。
今回此方にも足を伸ばそうと計画していたところ、直前にpotiさんのレポが上がって驚いた。
週末の混み具合が見当つかないので、酒田のホテルを早めに出発して10時前にお店到着。
国道から鳥海山麓の山道を15分ほど入った、牧歌的な高原集落の温泉一軒宿の前にある。
店前に客の姿はなく、スタッフがハイテク券売機の設定中。




流石に早すぎでしょ。。。と思ったら、駐車場の車から1名、すぐに3名と、20分ほどで10名ほどが並び、結局開店時には30名強の長蛇の列に💦
前日の「琴平荘」もそうだったが、途中ほとんど人を見かけないのに、秘境的ラーメン店では密集の不思議な光景だ。



設定が終わった券売機で事前に食券購入。
potiさんがレポした表題限定がこの日も提供されると知り、一同何も考えずに飛びついた(笑)




さて暖簾が掛かって、大きめなテーブル席に案内される。



ちょっと年季の入った、如何にも食堂然とした空間は、整頓が行き届いて居心地良さそう。




7分ほど待ってご対麺。




■ スープ
アオサの緑色に染まりつつあるスープは、濃度を押さえて旨味を前面に出した鴨白湯。
「鴨」とはどこにも案内されていないので、知らずに食べたら鶏と思ってしまいそうだが、何となく旨味エキスが濃く深いイメージ。
情報で食ってるなぁ💦
最初やや直線的に感じられる塩気は、あおさの磯感が馴染むにつれて円くなっていく。
同時に鴨らしい味わいもクローズアップされていくから不思議。
Potiさんもおっしゃる通り、時間と共に美味しさが増していくタイプで、かなり気に入った。




■ 麺
庄内の麺量に怯えるオジサンたちは、事前に麺量を確認してみた。
デフォ麺は220gらしいが、このメニューは稲庭乾麺を使っていて120gだと教わり、一同ホッとする(笑)
平打ちの中太ストレートで、ツルッと滑らか、想定以上のコシ、天使のような喉越し。
稲庭乾麺好きだなあ。




■ トッピング
豪快に載せられた地元小砂川産の生アオサと、2種4枚の鴨チャーシューがダブル主役。
コリコリの細メンマ、切り干しにも思える千切り生姜、ネギが確りと脇を固めている。




アオサがこれだけ入ったラーメンも初めてだが、茎のコリ感混じりの食感と新鮮な風味は、一発で虜になるレベル。
これが麺にも絡みついて来て食感のシナジー。
鴨白湯スープへの貢献もあって大車輪の活躍だね。




地元秋田のフランス鴨使用というチャーシューは、ロース低温調理2枚と焼いたハツが実質1.5枚ほど。
ロースはジューシーさと旨味の濃さが格別で、初体験の鴨ハツも食感・味わい共に絶品。
千切り生姜もいぶし銀の存在感だった。



■ 感想など
旨味の濃い鴨白湯は、やはりフランス鴨使用なんでしょうか。
稲庭乾麺、活躍目覚ましい生アオサ、絶品の鴨チャーシューと、地元秋田の食材を組み合わせた絶品創作ラーメンに大満足。
記憶に深く刻まれるスペシャルな体験でした。
頑丈な胃を持っていたら、七彩譲りのレギュラーメニューも食べたかったところですが、それは次回の楽しみに取っておきます。

ご馳走様でした。