中華そば 琴の @鶴岡市 〜「中華そば+海苔(6枚)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 琴の
鶴岡市


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【メニュー】中華そば+海苔(6枚)
【価格】800円+100

[訪問時期] 2022年4月中旬(平日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後会計
[出汁] 鶏+魚介/清湯
[味] 醤油
[麺] 平打ち中細縮れ麺(通常200g→少なめで150g位)
[具] チャーシュー、メンマ、刻み葱、(別)海苔
[卓上] ミル挽きペッパー、七味、醤油タレ、煮干しっ酢




「琴平荘」の後は、そちらご出身の「琴の」さんへ。
13時50分着、店前の駐車場は満車だったが、運よくちょうど入れ替わりでスペースが空いた。



店内には先客9名、小上がり席に案内される。
お店情報には14時半までとなっていたけど、実際には14時ラストオーダーらしく、コンビニにでも寄ってたらアウトだった💦



レギュラーメニューは「中華そば」と「塩中華そば」(各々に中細麺と太麺バージョン)、「地鶏の油そば」の3種類で、この日は限定の「濃厚鶏中華そば」も提供されている。
一軒目は塩を食べたこともあり、此方では中細麺の醤油を海苔付きで。
庄内は概して麺量が多めで、当店もデフォ200gあることから麺半分もメニュー化(600円)されているのだが、麺100gは流石にいかがなものかと通常バージョンを「麺150gぐらいで」とお願い。
スープは「こってり」をチョイスした。



10分ほど待って中華そばが登場。
トッピングの海苔が別添えなのは、修業先と同じ。




■ スープ
鶏主体に豚感も混ざる動物系、湧き上がるような強めの煮干魚介。
魚介の主役はシャープで香ばしいアゴの旨味で、スーッと余韻に伸びていく。
穏やかなカエシに出汁感が華やぎ、これぞ「琴平荘」系王道の味わいと思わずニンマリしてしまう。
修業先同様にアゴの焼き干しを使っているのだろう。
「こってり」は鶏豚の香味油が多めに入っているようだが、しつこさは感じず、関東のラーメンに慣れた自分にはむしろジャストに響く。




■ 麺
平打ち手もみの中細縮れ麺。
てっきり自家製麺だと思っていたら、何と京都の棣鄂(テイガク)に特注しているとのこと。
それにしても形状やシコモチな多加水食感は、先ほど食べたばかりの「琴平荘」に良く似ている。
但し若干足が速い点はともかくとしても、麺味の深みについては、流石のテイガクも「琴平荘」の麺には敵わない印象。
いや、連食してなければ感心しそうな麺なので、むしろ「琴平荘」の方を称えるべきなのだろう。




■ トッピング
大小3枚のチャーシューは、此方も肩バラ煮豚なのかな。
ホロヤワタイプと赤身にやや歯応えを感じるものと、微妙に異なる食べ心地が楽しい。




風味豊かな味付けのシナシャキ細メンマがたっぷり。



特筆すべきは追加した海苔。
庄内の海苔は質感も風味も見事で、我々が普段ラーメン店で出会うものとは比較にならないレベルだ。
それが大判6枚で100円なのだから、お土産に持って帰りたいぐらい(笑)




■ 感想など
アゴ出汁が冴えるスープはじめ、「琴平荘」のDNAをはっきり感じる一杯。
王道の醤油を食べてみて良かったと思う反面、本来は塩派だけに、麺友さんたちが食べていた塩がどんな感じだったのか、レポが待ち遠しいですね。
帰り際に見送ってくれた店主さんは、「麺や七彩」の前掛けを付けられてます。
聞けば普通にNETで買ったら、阪田店主がスペシャルトリートメントしてくれたと嬉しそうでした。
ラヲタ?😂
また来たいお店です。

ご馳走様でした。